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税は昔からあったの?
税は昔からあったの?
いつごろから、税のしくみはできたのでしょうか。税の歴史を調べてみましょう。
どんなものが、税として納められていたのでしょうか。
はじめは「食べ物」だった?!
3世紀のはじめ、邪馬台国という国があり、卑弥呼という女王が国を治めていました。
このころは、税として食べ物などが集められていたそうです。
農作物や布、絹が税だったころ(飛鳥〜鎌倉時代)
収穫した農作物だけでなく、地域の特産品である布や絹、また労働を税として国に納めるしくみができました。
豆知識:
税には、男性・女性、両方にかかるもの(農作物)と、男性だけにかかるもの(特産品や労働)があったんだよ。
税の中心が年貢だったころ(室町〜江戸時代)
税の中心は農業をしている人たちの田や畑にかけられる年貢でした。
また商売をしている人や、手工業製品を作っている人にも、税がかけられるようになりました。
税のしくみが大きく変わったころ(明治時代)
新しいしくみができたころ(大正時代〜現在)
この頃から、現在の税金の基本となるしくみや法律ができました。
また平成元年には消費税(3%)が作られ、平成9年から税率が5%に、平成26年から8%に、令和元年から10%(軽減税率8%)に変わりました。
このように、時代によって、税金のしくみも変わってきました。
将来の税はどう変化していくのでしょうか?
みんなで話し合ってみましょう。
- 年貢
- 昔、農民が土地を持っている人に納めていた税のことをいいます。
- 所得税
- 会社からもらう給料やボーナス、自分で商売をしてかせいだお金などにかかる税金です。
- 法人税
- 会社がもうけたお金などにかかる税金です。
- 消費税
- 商品を買ったりサービスを受けたりしたときなどにかかる税金で、消費者が負担します。
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