寄附金控除の適用を受けるためには、確定申告書に特定寄附金の受領者が発行する寄附ごとの「寄附金の受領書」の添付が必要とされていますが、令和3年分の確定申告から、特定寄附金の受領者が地方団体であるとき(ふるさと納税であるとき)は、寄附ごとの「寄附金の受領書」に代えて、特定事業者が発行する年間寄附額を記載した「寄附金控除に関する証明書」を添付することができることとされました。
「寄附金控除に関する証明書」を発行することのできる特定事業者とは、地方公共団体と特定寄附金の仲介に関する契約を締結している者であって、特定寄附金が支出された事実を適正かつ確実に管理することができると認められるものとして国税庁長官が指定した者とされています。
○国税庁長官が指定した特定事業者一覧(令和3年3月31日現在)(こちら)
○特定事業者の指定を希望される方は、「ふるさと納税に係る特定事業者の指定申請書」(こちら)を作成し、所定の書類を添付して、国税庁個人課税課に提出してください(提出先:kojin.kanri3@nta.go.jp)。
※申請にあたり、ご不明な点がある場合も上記メールアドレス宛にお問い合わせください。
(注)ふるさと納税の確定申告を行う個人の方からのご質問やご相談については、こちらをご参照ください。
特定事業者が発行する「寄附金控除に関する証明書」については、次に掲げる事項を記載する必要があります。
※から
(
については寄附ごとの金額)の事項については、寄附先の地方団体に連絡する必要があります。
※寄附金控除の証明書の様式(こちら)、記載例(こちら)をご参照ください。
(上記の記載例については、QRコード付証明書等作成システムで出力したイメージです。)
特定事業者は、寄附金控除に関する証明書について、運営するポータルサイトから電子データで提供するほか、郵送などの方法で発行することができます。
※ 電子データで発行する場合、国税庁の指定するファイル形式(XML形式)での発行が必要です(PDF形式は不可)。
寄附金控除に関する証明書の提供を受けた寄附者は、次の方法により確定申告を行うことができます。