測定方法名 アルコライザー法によるアルコール分の測定

測定方法の内容

 検体については、各品目とも国税庁所定分析法に規定するアルコール分測定法における検体と同一のものを用いる。
 あるいは、試料を採取し1800 G×10分間以上遠心分離を行った後、次の(1)から(3)のいずれかの方法によって検体を調製しても差し支えない。

 (1)所定分析法に従いガス抜きを行う。
 (2)所定分析法に従いガス抜きを行う。さらに、孔径0.8 μm以下の親水性メンブレンフィルターでろ過する。
 (3)上清を採取し、ろ紙(JIS P 3801(ろ紙(化学分析用)) (1995)に規定される2種、または同等のもの)でろ過する。

 (注1)20℃におけるアルコール分(vol/vol%)の測定
 測定時における測定精度は、酒精度浮ひょうの最小目盛りである0.1%を測定できる精度と同等以上である必要がある。
 試料の測定前には、必ず標準物質(水及び濃度既知のエチルアルコール水溶液(8.75 vol/vol%程度))を測定して校正を行い、前回の測定前校正値との差が許容差以内(±0.03 vol/vol%)であることを確認する。
 なお、定期的に標準物質(乾燥空気及び水)を測定して振動式密度計の校正を行い、理論値との差が許容差以内(±0.03 vol/vol%) であることを確認した後、標準物質(水及び濃度既知のエチルアルコール水溶液(8.75 vol/vol%程度))を測定して、近赤外分光分析計の校正を行う。

 (注2)アルコール分の算出
 測定した20℃におけるアルコール分(vol/vol%)は、標準溶液系列(15℃のエチルアルコール(特級)を水で希釈して作成)を用いた検量線によって温度補正を行う。
 なお、作成したエチルアルコール標準溶液のアルコール分は、振動式密度計又は酒精度浮ひょうにより確認する。