経営相談は基盤強化事業の項目別に実施内容、効果、問題点、実施しない理由等を把握した上で、対応の方向を助言する。本書に記す対応の方向は、事例調査の結果からまとめたものであるが、これらに加え担当する相談員の知識・知見に基づく助言が行われることが望ましい。
事業の実施状況
事業の効果(定性・定量の両面から把握することに努める)
事業推進上の問題点
事業を実施しなかった理由
対応の方向| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1.メーカーサポート | (1)メーカーサポート・マネジメント |
| (2)商品開発支援 NBの企画開発支援 |
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(3)メーカーの販売支援
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(4)メーカーの経営支援
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| 2.リテールサポート | (1)リテールサポート・マネジメント |
(2)商品調達支援
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(3)小売業の販売支援
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(4)小売業の経営支援
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| 3.ロジスティクス | (1)ロジスティクス・マネジメント |
(2)物流
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(3)センター開設・運営
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事業の実施状況
事業の効果(定性・定量の両面から把握することに努める)
事業推進上の問題点
事業を実施しなかった理由
対応の方向
売上、
原価、
粗利益、
直接労務費、
直接配送費、
限界利益、
作業時間、
距離、
効率、
順位、等の項目からなる効率分析表等を作ることが有効である。さらに債権保全のための、信用調査機関を活用したり、登記簿を閲覧したりするなど、得意先のおかれた状況を的確に把握する必要がある。
支援を強化すれば取引額が増加すると思われる店、
支援を続けても取引額の増加が見込めない店、
近く廃業が見込まれる店、といったように店舗を分類し、分類ごとに支援策を定めて実施することが重要である。さらには
を
に引き上げる努力等も併せて、行わなければならない。図表 3 リテールサポートの体系
事業の実施状況
事業の効果(定性・定量の両面から把握することに努める)
事業推進上の問題点
事業を実施しなかった理由
対応の方向
事業の実施状況
事業の効果(定性・定量の両面から把握することに努める)
事業推進上の問題点
事業を実施しなかった理由
対応の方向
事業の実施状況
事業の効果
事業推進上の問題点
事業を実施しなかった理由
対応の方向| 管理指標 | 指標 |
|---|---|
| 1.入庫業務に関わる管理指標 | 指標1 入荷仮置き場に残留していた商品数 |
| 2.保管業務に関わる管理指標 | 指標2 商品が決まった場所に見つからなかった件数 指標3 商品を損傷した件数 指標4 先入れ先出しによる不適切な商品配置の件数 |
| 3.流通加工・出庫業務に関わる管理指標 | 指標5 検品時のエラー発見件数 指標6 出荷エラーに関わるクレーム件数 指標7 予定時刻に出発できなかったトラック便数 指標8 作業者1人当り注文行数 指標9 1時間当たりピッキング行数 指標10 1時間あたり梱包数 |
| 4. 配送業務に関わる管理指標 | 指標11 主な便の積込み所要時間 指標12 各納品先の納品所要時間 指標13 配車に関わる事務処理時間 指標14 配送状況問い合せへの対応所要時間 |
| 5. 物流情報に関わる管理指標 | 指標15 商品入荷登録の所要時間 指標16 在庫差異件数 指標17 専用伝票の使用を求められている取引先数 |
| 6. 環境負荷の低減に関わる管理指標 | 指標18 トラックの走行1km当りCO2排出量 指標19 トラックの総走行距離 指標20 走行1時間当りアイドリングストップ回数 指標21 梱包資材の使用量 |