ユネスコ無形文化遺産代表一覧表への登録に向けて令和5年3月に再提案(当初提案は令和4年3月)されていた「伝統的酒造り」について、令和6年11月5日に無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関より「記載」の勧告があり、ユネスコ無形文化遺産公式サイトにおいて公表されました。
本勧告を受け、令和6年12月2日〜12月7日の間、アスンシオン(パラグアイ)で開催される第19回政府間委員会において、ユネスコ無形文化遺産代表一覧表への登録に関する最終決定がなされます。
(参考)「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取組(PDF/601KB)
令和5年3月8日に開催された文化審議会無形文化遺産部会において、「伝統的酒造り」が本年度のユネスコ無形文化遺産代表一覧表への提案候補として選定されました。
「伝統的酒造り」の提案については、無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議において審議の上、了承を得られれば、3月末にユネスコに提案書が提出される予定です。
なお、我が国のユネスコ無形文化遺産の審査は現在2年に1件となっており、本件は昨年度ユネスコ事務局に提案したところ、審査が見送られたため、今年度改めて提案書を提出するものです。
令和4年2月25日、文化審議会無形文化遺産部会において、「伝統的酒造り:日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術」が本年度のユネスコ無形文化遺産(人類の無形文化遺産の代表的な一覧表)への提案候補として選定されました。
「伝統的酒造り」の提案については、無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議において審議の上、3月末までにユネスコに提案書が提出される予定です。
これを受けて、国税庁長官からのコメントを掲載しております。
令和3年10月15日、文化審議会は、日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術である「伝統的酒造り」を登録無形文化財に登録する旨、文部科学大臣に答申しました。
これを受けて、国税庁長官からのコメントを掲載しております。
(参考)
文化庁ホームページ 登録無形文化財「伝統的酒造り」
国税庁では、日本の伝統的な酒造り技術に関する文化的要素や、酒造りの担い手に受け継がれている技術とその歴史等を把握・整理することにより、保護するべき日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の検討を行うことを目的として、「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り」の調査を行いました。
○ 抜粋版ファイル
○ 参考
また、掲載している調査報告については、新たな資料等を把握した場合には改訂していくことも検討しております。
日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造りに関して当該報告に言及・引用されていない資料等をお持ちの方は、以下の連絡先に情報提供頂ければ幸いです。
○ 情報提供用メールアドレス
yushutsu-sokushin@nta.go.jp
なお、ご連絡いただく際には、お名前と連絡先を明記していただきますようお願いします。
国税庁では、海外のユネスコ無形文化遺産(酒類関係登録遺産)について調査することにより、日本の伝統的な酒造りに関する認知度向上の検討を行うことを目的として、「海外のユネスコ無形文化遺産(酒類関係)」の調査を行いました。