産業競争力強化法では、産業競争力の強化に資する施策として、産業活動における新陳代謝の活性化を促進するための措置を講ずることとしており、その一環として事業適応の円滑化を図ることとしております。
具体的には、自社を取り巻く事業環境の変化を踏まえ、事業者全体で組織的な戦略に基づき、前向きな未来投資を通じた事業変革(新商品・新サービスの生産・販売や新販売・新生産方式の導入)を実行し、産業競争力の強化を図る取組(事業適応)を支援すべく、「事業適応計画」の認定スキームを創設し、認定を受けた事業適応計画に従って行う取組を後押しします。
エネルギー利用環境負荷低減事業適応計画の認定案件は以下のとおりです。
実施状況の概要については、経済産業省のホームページ(事業適応計画認定案件)にて公表されております。
事業者名 | 認定日 | 計画概要 | 利用制度 | 詳細資料 | |
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1 | 宝酒造株式会社 | 2021年12月23日認定 2022年2月22日変更認定 |
より効率の良い熱源設備の導入等により、酒類等の製造時に排出されるCO2を減少させていくことで付加価値の創出と環境への負荷低減を両立させていく。 | カーボンニュートラル投資促進税制 | ・変更後の事業適応計画のポイント(PDF/633KB) ・変更後の認定事業適応計画の内容の公表(PDF/127KB) |
2 | サントリー株式会社 | 2022年1月13日認定 2023年7月12日変更認定 |
エネルギー効率に優れた設備の導入や再生可能エネルギーの活用により、酒類の製造時に排出されるCO2を減少させていくことで付加価値の創出と環境への負荷低減を両立させていく。 | カーボンニュートラル投資促進税制 | ・変更後の事業適応計画のポイント(PDF/239KB) ・変更後の認定事業適応計画の内容の公表(PDF/96KB) |
3 | サントリー知多蒸溜所株式会社 | 2022年4月26日認定 | 廃熱回収設備の導入や再生可能エネルギーの活用により、酒類の製造時に排出されるCO2を減少させていくことで付加価値の創出と環境への負荷低減を両立させていく。 | カーボンニュートラル投資促進税制 | ・事業適応計画のポイント(PDF/646KB) ・認定事業適応計画の内容の公表(PDF/136KB) |
4 | キリンホールディングス株式会社 | 2022年12月15日認定 | エネルギー効率に優れた設備の導入や再生可能エネルギーの活用により、酒類等の製造時に排出されるCO2を減少させていくことで付加価値の創出と環境への負荷低減を両立させていく。 | カーボンニュートラルに向けたトランジション推進のための金融支援 | ・事業適応計画のポイント(PDF/590KB) ・認定事業適応計画の内容の公表(PDF/129KB) |
5 | ニッカウヰスキー株式会社 | 2022年12月20日認定 | エネルギー効率の良い熱源設備の導入等により、酒類等の製造時に排出されるCO2を減少させていくことで付加価値の創出と環境への負荷低減を両立させていく | カーボンニュートラル投資促進税制 | ・事業適応計画のポイント(PDF/538KB) ・認定事業適応計画の内容の公表(PDF/279KB) |
6 | 麒麟麦酒株式会社 | 2023年3月30日認定 | 空圧機の更新及び排熱回収設備の導入により、電力及びガスの消費を削減し、製造時に排出されるCO2を減少させていくことで、付加価値の創出と環境への負荷低減を両立させていく。 | カーボンニュートラル投資促進税制 | ・事業適応計画のポイント(PDF/387KB) ・認定事業適応計画の内容の公表(PDF/119KB) |
7 | キリンディスティラリー株式会社 | 2023年3月30日認定 2023年7月7日変更認定 2024年9月30日取消 |
製造場内の機器を更新することにより、蒸気と電力の両方の使用から電力のみへの切り替えにより、製造時に排出されるCO2を減少させていくことで、付加価値の創出と環境への負荷低減を両立させていく。 | カーボンニュートラル投資促進税制 | ・変更後の事業適応計画のポイント(PDF/390KB) ・変更後の認定事業適応計画の内容の公表(PDF/119KB) ・認定取消しの公表(PDF/88KB) |