令和4年4月22日に環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、5月2日に公布され、7月1日に施行されました。
 この法律は、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する計画の認定制度を設けることにより、農林漁業及び食品産業の持続的な発展、環境への負荷の少ない健全な経済の発展等を図るものです。
 基盤確立事業実施計画の認定制度は、この法律に基づき、環境負荷の低減に資する技術の研究開発や実装、環境負荷の低減を図るために行う取組を通じて生産された農林水産物を用いて行う新商品の開発や販路開拓等の取組を促進するためのものです。

基盤確立事業実施計画認定案件

 事業者名 認定日 計画概要 詳細資料
千代菊株式会社 2024年6月28日認定 有機栽培米を使用した日本酒の製造体制の増強や国内外に向けた販路拡大を図り、環境負荷を低減して生産された有機栽培米の高付加価値化に寄与 基盤確立事業実施計画の概要(農林水産省ホームページ)
有限会社加藤酒造店 2024年8月9日認定 化学農薬・化学肥料を使用せずに育てた佐渡産の原料米のみを使用した日本酒を製造し、国内外に向けた高付加価値販売に取り組む。売上を生産者に還元することで、環境負荷低減活動に取り組む生産者を支援し、原料米の継続的かつ安定的な生産、調達、消費の好循環を作り出す。 基盤確立事業実施計画の概要(農林水産省ホームページ)