2019年度障害者選考試験 第2次選考(採用面接)等について

 国税庁では、2019年度障害者選考試験からの採用を予定しており、第2次選考(採用面接)等については、次のとおりとなります。

対象者

 2019年度国家公務員障害者選考試験の第1次選考を通過した方。

職務内容について

 国税庁は、納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現することを使命とし、内国税の賦課・徴収を行う官庁として、国の財政基盤を支える重要な仕事をしています。
 採用後は、税務署などにおいて、国税の賦課、徴収等の業務に従事することになります。
 国税の仕事は、以下のとおり3つに大別されます。

  • 1 「納税者サービス」
    納税者の皆様が正しい申告を行えるよう、電話や面接等による税務相談などを行います。
  • 2 「税務調査」
    納税者の皆様から提出された申告書の内容が、正しいかどうかを調査・確認します。
  • 3 「管理運営・徴収」
    国税債権の管理や、納税されていない税金の徴収などを行います。

※ 業務内容については、障害の種類、程度等に応じて検討するほか、実際に仕事をするに際して希望される配慮措置については、双方で話し合いを行いながら、障害の状態や職場の状況に応じて決めていきます。

※ 国税庁の概要については、こちらをご覧ください。

※ 国税庁の仕事にご興味がある方は、ぜひ、Web−Tax−TVをご視聴ください。

勤務地

 採用された後は、税務大学校(埼玉県和光市、千葉県船橋市、大阪府枚方市、熊本県熊本市)において、1年間研修を受講し、卒業後は各国税局管内の税務署に配属され、勤務することとなります。
 全国の税務署等の所在地はこちらをご覧ください。

研修

 税務大学校では、平日の午前8時30分から午後5時(7時間45分)まで授業が行われます。研修の内容は、税務職員に求められる様々な知識や技能を習得するカリキュラムとなっています。主な研修科目としては、公務員法、税法入門、各税法、簿記会計学、法学入門、憲法、民法、会社法、刑法、経済学です。

研修の実施場所(予定)

 研修は、下記の研修所で実施を予定しています。採用される国税局によって入校する研修所が異なりますのでご注意ください。
 原則として、全寮制となっておりますが、障害の状況等によって入寮できないなどの事情がある場合には、話し合いの上、柔軟に検討します。

研 修 所 採 用 国 税 局(所)
関東信越研修所(埼玉県和光市) 関東信越国税局
東京研修所(千葉県船橋市) 札幌国税局 東京国税局 名古屋国税局 沖縄国税事務所
大阪研修所(大阪府枚方市) 仙台国税局 金沢国税局 大阪国税局 広島国税局 高松国税局
熊本研修所(熊本県熊本市) 福岡国税局 熊本国税局

※ 研修所については、上記のとおりを予定しておりますが、変更される場合があります。
  税務大学校研修施設ホームページへのリンク
  研修環境

休日・休暇

 勤務時間は1日7時間45分、週休2日制で祝日及び年末年始は休みです。休暇には、年間20日の年次休暇(採用された年は15日間)のほか、病気休暇、特別休暇(夏季、結婚、出産、子の看護、ボランティア、忌引など)、介護休暇及び介護時間があります。
 また、育児休業をはじめ、仕事と育児の両立を支援する様々な制度が設けられています。

初任給の額

 初任給(採用時の俸給月額)は、148,600円(行政職俸給表(一)1級5号俸)で、採用前の経歴に応じて増額されます。
 なお、税務大学校での1年間の研修を受講中は、行政職俸給表(一)が適用され、研修終了後に税務署に配属されると、税務職俸給表が適用されます。

(注)○ 上記の額は、国家公務員障害者選考試験(平成31年度)により採用された場合の額です。

○ このほか次のような諸手当が支給されます。

  • 扶養手当:扶養親族のある者に月額10,000円(子)等
  • 地域手当:民間賃金水準の高い地域に勤務する者等に、最高で俸給等の20%(東京都特別区の場合)
  • 住居手当:賃貸のアパート等に住み、家賃を支払っている者等に、月額最高27,000円
  • 通勤手当:交通機関を利用している者等に、定期券相当額(1か月当たり最高55,000円)等
  • 期末手当・勤勉手当(いわゆるボーナス):1年間に俸給等の約4.45月分

庁舎の設備状況

 上記の勤務地における税務署等を選択し、「庁舎のバリアフリー施設一覧」をご確認ください。

採用面接について

※ 第2次選考(採用面接)ルールなどの詳細はこちらをご覧ください。

1 面接方法

 複数の面接官による個人面接を行います。

※ 合理的な配慮を行いつつ採用面接を実施する観点から外部の専門家が同席する場合があります。
 また、面接の際に、就労支援機関の職員等が同席することについては差し支えありませんが、その場合は、面接(採用)を希望する国税局に対し、採用面接までにその旨を申し出てください。

2 面接日時

 面接日については、第1次選考通過者発表日に人事院から第1次選考通過者に対し通知します。
 面接時間については、令和元年10月23日(水)〜25日(金)の間で、面接を希望した各国税局(所)から第一次選考通過者に対し連絡をさせていただきます。
 採用面接における配慮措置についての希望等がありましたら、面接(採用)を希望する国税局に対し、採用面接までにその旨を申し出てください。

3 面接会場

 採用を希望する国税局にて実施します。

4 持ち物

  1. (1) 受験資格を証明する書類(障害者手帳等、住民票記載事項証明書(原本)※)
    ※ 第1次選考日に配付された住民票記載事項証明書用紙については、お住まいの市区町村役場において証明されたものを持参ください。
  2. (2) 筆記用具
  3. (3) 面接カード(必要事項を記入の上、写真を貼付してください。)

5 募集及び採用時における合理的配慮の申出

 募集及び採用に当たって、支障となっている事情及びその改善のために希望する措置の内容がありましたら、面接(採用)を希望する国税局に対し、その旨をお申し出てください(希望する措置の内容を具体的に申し出ることが困難な場合は支障となっている事情のみ申し出ていただくことで差し支えありません。)。
 なお、面接時に希望する合理的配慮に係る措置については、可能な限り対応させていただきますが、内容によっては、準備に一定の時間がかかる場合があることから、ご相談の上、別の措置を講じる場合があります。

6 プレ雇用の希望

 採用内定となった方については、採用日の前日までの間、税務署等において、非常勤職員として事務補助等に従事すること(プレ雇用※)が可能です。プレ雇用を希望する方は、原則として勤務開始の2週間前までに、「プレ雇用の希望届」を郵送する等の方法により、希望する勤務条件を国税局に連絡してください。
※ プレ雇用とは、常勤職員として採用内定となった方について、採用後に円滑に勤務を開始できるようにするため、本人の希望に応じ、常勤職員としての採用前に非常勤職員として勤務できるものをいいます。

プレ雇用の希望届(Word/41KB)

追加面接の実施について

 追加で採用を予定している国税局(所)において、追加面接を実施します。
 追加面接を希望する方は、採用を希望する国税局(所)に対し、その旨を電話(受付時間:平日午前9時〜午後5時。ただし7日(木)は正午〜午後5時)、メール、FAXにより申し出てください。
 国税局(所)ごとの面接日時等は以下のとおりです。
 なお、受付人数を終了した時点で面接の予約を締め切りますのでご留意願います。

追加面接実施状況
試験区分 国税局等 追加面接日時 追加面接の採用予定数 受付人数 受付期間 面接予約の
受付方法
受付終了の
条件
面接の方法 所要見込時間
北海道 札幌国税局 ①11月7日(木)
②11月8日(金)
③11月11日(月)
1 5

11月7日(木)正午

(電話による連絡の場合は、平日午前9時〜午後5時、ただし、7日(木)は正午〜午後5時)

電話、メール、FAX
(問合せは、下記採用面接等の問合せ先一覧を参照願います。)

受付人数を満たした時点で終了

個別面接 約1時間
関東甲信越 東京国税局 ①11月7日(木)
②11月8日(金)
③11月11日(月)
10 50
東海北陸 名古屋国税局 ①11月7日(木)
②11月8日(金)
③11月11日(月)
4 20
採用面接等の問合せ先一覧
試験区分 国税局等 連絡先 メールアドレス
北海道 札幌国税局 人事第二課試験研修係 saiyou@sap.nta.go.jp
TEL 011-231-5011(内2315)
FAX 011-271-6352
東北 仙台国税局 人事第二課試験研修係 shiken@sen.nta.go.jp
TEL 022-263-1111(内3236)
FAX 022-221-1884
関東甲信越 関東信越国税局 人事第二課試験係 jinji2-senkoushiken@kat.nta.go.jp
TEL 048-600-3111(内2095)
FAX 048-601-3243
東京国税局 人事第二課試験係 jinjika-s@tok.nta.go.jp
TEL 03-3542-2111(内2162)
FAX 03-5148-1550
東海北陸 金沢国税局 人事第二課試験研修係 jinji-shiken2@kaz.nta.go.jp
TEL 076-231-2131(内2155)
FAX 076-234-1125
名古屋国税局 人事第二課試験係 shiken@nag.nta.go.jp
TEL 052-951-3511(内3450)
FAX 052-951-4614
近畿 大阪国税局 人事第二課試験係 osaka-senkou@osa.nta.go.jp
TEL 06-6941-5331(内2164)
FAX 06-6941-1582
中国 広島国税局 人事第二課試験研修係 hiroshima-saiyo@hir.nta.go.jp
TEL 082-221-9211(内3743)
FAX 082-221-6537
四国 高松国税局 人事第二課試験研修係 Saiyou.Takamatsu@tak.nta.go.jp
TEL 087-831-3111(内245)
FAX 087-861-7560
九州 福岡国税局 人事第二課試験研修係 shiken.jinji2@fuk.nta.go.jp
TEL 092-411-0031(内2431)
FAX 092-414-5185
熊本国税局 人事第二課試験研修係 kumakokuzei_shiken@kum.nta.go.jp
TEL 096-354-6171(内6046)
FAX 096-356-3804
沖縄 沖縄国税事務所 人事課人事第二係 jinjika-recruit@oki.nta.go.jp
TEL 098-867-3601(内516)
FAX 098-866-9294

(注)

  1. 1 上記の問合せ先は障害者選考試験専用です。これらを利用して、法令に基づく申告書、申請書、届出書等は提出できませんのでご注意ください。
  2. 2 上記問合わせ先の無断転載はご遠慮ください。