今回の展示に登場する印紙は、9種類あります。「商品に貼る印紙」は、蚕種免許印紙・生糸印紙・煙草印紙・売薬印紙・収入印紙・骨牌印紙です。「文書に貼る印紙」として、証券印紙・訴訟用印紙・登記印紙・収入印紙があります。
財政上の位置づけは、印紙によって異なりました。明治時代前期では、財政や金融のシステムが整備されていく過程にあり、印紙も同様でした。
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(久米 幹男 氏 寄贈)
蚕種免許印紙は、蚕種紙に付ける印紙で、日本最古の印紙です。蚕種とは蚕の卵のことで、幕末維新期の主要な輸出品でした。蚕種は、蚕種紙と呼ばれる紙につけて販売されました。この印紙はその蚕種紙に貼りました。
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(久米 幹男 氏 寄贈)
化粧紙印紙は、生糸印紙の一つで日本史上最大の印紙です。その大きさは、縦16.9cmで、横46.7cmです。
明治6(1873)年4月、生糸製造取締規則の追加により、新たな生糸印紙として化粧紙印紙が発行されました。
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(久米 幹男 氏 寄贈)
領収証や契約書などの経済取引の文書に貼られた証券印紙です。
明治6(1873)年、証券印紙が初めて発行されました。
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(久米 幹男 氏 寄贈)
煙草印紙の見本が付いた太政官布告です。太政官布告とは、明治時代初期の法令です。ここには、角型印紙(5厘・1銭・5銭・10銭)の4種類と、帯型印紙(1厘)の1種類が消印付で付けられています。
明治8年(1875)2月に煙草課税の宣言があり、10月に煙草税則が布告されました。明治9(1876)年1月、煙草税則の施行によって、煙草印紙の発行が始まりました。
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(久米 幹男 氏 寄贈)
地所や建物、船舶に関する登記等を申請する際に貼られた登記印紙です。
明治21(1888)年10月、登記印紙規則の制定により、登記料の納付方法は現金から印紙に変更されました。この時に、2銭5厘から5円の7種類の登記印紙が発行されました。
その後、登記料は様々な金額に対応する必要性が生じました。そこで、明治25(1892)年に1厘と5厘が新たに発行されました。
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