10.大磯税務署の移転問題

大正3(1914)年
平塚税務署 移管

 大磯税務署(神奈川県)は、かねてより大磯町と新庁舎建設の検討を進めていました。しかし、中郡役所の平塚町への移転問題が持ち上がり、大磯町の移転反対運動により郡役所改築が決定しました。
 大磯町は郡役所改築を優先させなければならず、税務署は町の有志による建築に変更されました。費用は有志が株式を引き受ける方式で調達され、大正4(1915)年に完成します。税務署は、大磯町に存続することになりました。


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