広ク全国ノ同業各位ニ告ク
明治23年(1890)10月

  大阪京都菓子商組合が菓子税の全廃を全国各地の同業者に呼びかけたものです。菓子は、国税を賦課する性質のものではなく、府県税以下の租税を課すべきものだ、としています。当時菓子税は国税でしたが、明治29年の営業税の国税移管にともない廃止になりました。