税理士制度の前身は、昭和17(1942)年の税務代理士法による税務代理士制度です。この税務代理士法では、納税者に代わって申告や申請等の代理を業務とする者は、大蔵大臣の許可を受けて登録しなければならないこととされました。
しかし、それ以前から、税に関する申告や申請などの代理を業務とする人たちはいました。彼らに対して、大阪府を皮切りに、一部の地方公共団体では条例を作り、許可制度を採用するようになりました。
この条例では、税務の代理業を営む者は、とある役所に届け出ることとされていました。その役所とは次のうち、どれでしょうか。