答え

 地租と所得税です。明治23年当時、国税収入に占める地租の割合は約60%、所得税は1.7%程度でした。所得税が導入されたのは明治20年ですが、このときの所得税はまだ補助的な税と位置付けられています。
 その後、明治29年から営業税が加わります。
 大正14年、いわゆる普通選挙法が公布され、納税要件は撤廃されます。ちなみに、普通選挙法による最初の選挙は、昭和3年2月の第18回総選挙です。