税務大学校は、世界銀行等の奨学金を利用して日本の大学院(慶應義塾大学、政策研究大学院大学、一橋大学等)に留学している開発途上国の税務職員を対象に、日本の税制や税務行政等について学ぶ「国税庁実務研修」を実施しています。この研修は平成8年に創設され、これまでに50を超える国又は地域から400人以上が参加しています。
租税条約模擬交渉演習では、条約交渉の手法や実務を体験します。
研修の最後には、各自が日本と自国の税制・税務行政を比較分析し、その成果をリサーチペーパとしてまとめ、発表を行います。
閉講式では、所属大学の教授や各国大使館職員を招いて、修了証書の授与を行います。