飛岡 邦夫

国税庁管理課
税大研究科2期生


目次

第1章 序説
  1 租税における多数当事者の債権関係
  2 連帯納税義務の一般的な意義
  3 連帯納税義務の特質
  4 問題の提起
第2章 連帯納税義務の現状と沿革
 第1 連帯納税義務の現状
  1 連帯納税義務の類型
  2 相続税・贈与税の連帯納税義務の現状
 第2 連帯納税義務制度の沿革
  1 連帯納税義務の創設
  2 相続税・贈与税の連帯納税義務の創設
  3 相続税・贈与税の連帯納税義務のその後の経緯
第3章 連帯納税義務の機能と根拠
 第1 連帯納税義務の機能
  1 租税債権の効力強化機能
  2 租税債権の担保的機能
 第2 連帯納税義務の根拠
  1 序
  2 相続税についての共同相続人相互間における連帯納税義務
  3 相続税・贈与税についての相続による承継に伴う共同相続人相互間の連帯納税義務
  4 相続税・贈与税についての相続財産等の受贈者等の連帯納税義務
  5 贈与税についての贈与者の連帯納税義務
第4章 連帯納税義務の法的性質と効力
 第1 序
 第2 成立および機能における連帯債務との差異
  1 成立における差異
  2 機能における差異
 第3 相続税の連帯納税義務の法的性質
  1 連帯債務との比較からみた法的性質
  2 連帯保証債務との比較
 第4 相続税の連帯納税義務の形態と効力の一考察
  1 連帯納税義務の効力一般
  2 相続税法34条1項・2項の連帯納税義務の形態と効力
   (1) 連帯納税義務の形態
   (2) 連帯納税義務の効力(一人につき生じた事由の効力)
  3 相続税法34条3項・4項の連帯納税義務の形態と効力
   (1) 連帯納税義務の形態
   (2) 連帯納税義務の効力(一人につき生じた事由の効力)
第5章 連帯納税義務の適用および執行上の諸問題
 第1 相続税の連帯納税義務の確定手続
  1 租税債務の成立および確定の概念
  2 相続税の連帯納税義務の成立
  3 相続税の連帯納税義務の確定手続
 第2 相続税の連帯納税義務(相法342)と租税債務承継の納付責任(通法53
  1 連帯納税義務と納付責任との概観
  2 連帯納税義務と納付責任との共通性
  3 義務者の差異
  4 責任範囲の差異
  5 効力(一人につき生じた事由の効力)における差異
  6 統合は可能か
 第3 相続税の連帯納税義務(相法343)と第二次納税義務(徴法39)
  1 連帯納税義務と第二次納税義務との概観
  2 連帯納税義務と第二次納税義務との法的保護の共通性
  3 要件の差異
  4 責任範囲の差異
  5 効力(一人につき生じた事由の効力)の差異
  6 統合は可能か
第6章 むすび
参考 文献目録

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