沖縄県の伝統的銘酒「泡盛」の「仕次ぎ」について、品質評価及び主に沖縄県工業技術センターによる理化学分析を通じて酒造技術基盤強化・酒造技術の発展を促し、品質の向上を図るとともに消費者の利便に供し、併せて沖縄県の伝統的な泡盛の熟成技法である仕次方法の継承に資することを目的とします。
泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクールは、平成30年より始まり今回3回目となります。
「泡盛」が沖縄県を代表する伝統的な特産品であることに鑑み、沖縄国税事務所、沖縄県工業技術センター、沖縄県酒造組合、沖縄県卸売酒販組合連合会、沖縄県小売酒販組合連合会、山原島酒之会及び琉球泡盛倶楽部の共催により開催しました。
「伝統仕次ぎの部」、「フリースタイル仕次ぎの部」、「秘蔵酒の部」及び「仕次古酒診断の部」で実施しました。詳細は次のとおり。
沖縄県酒造組合会長、沖縄県卸売酒販組合連合会会長及び沖縄県小売酒販組合連合会会長から、「伝統仕次ぎの部」及び「フリースタイル仕次ぎの部」において、審査結果の品質優秀な仕次古酒を出品した者に対し、感謝状及び記念品を贈呈しました。 また、「秘蔵酒の部」においては、審査結果の品質優秀な秘蔵酒を出品した者に対し、記念品のみを贈呈しました。
なお、当初、沖縄県酒造組合が開催を予定していた「第3回島酒フェスタ」にて、贈呈式を開催する予定としていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から同イベントが中止となったため、贈呈式も取り止めました。
感謝状等の贈呈は、該当者への個別送付により行わせていただきました。