1 酒類鑑評会の趣旨

平成26酒造年度(平成26年7月1日以降)に管内で製造された清酒及び本格しょうちゅうの品質評価等を行い、その結果に基づき特に優秀な酒類製造技術を有すると認められた酒類製造者及び杜氏等製造責任者を顕彰することにより、酒類製造技術基盤の強化及び酒類の品質向上を図り、もって酒類業の健全な発達に資することを目的とするものです。

(注) 製造の都合上、甘藷以外を原料に使用した本格しょうちゅうは、平成26年1月から6月に製造したものも含めて出品可能としています。

2 品質評価

(1) 日程等

品質評価は、次の日程により熊本国税局鑑定官室において実施しました。

区分 清酒 本格しょうちゅう
予審 3月12日(木) 2月24日(火)、25日(水)、26日(木)及び27日(金)
決審 3月17日(火) 3月19日(木)及び20日(金)

(2) 品質評価会 品質評価員名簿(清酒部門 本格しょうちゅう部門

清酒の部は、予審16名、決審15名の品質評価員により実施しました。
 本格しょうちゅうの部は、予審はA班(芋・黒糖)16名、B班(米・麦・そば・その他)15名の品質評価員で実施し、決審はA班15名、B班14名の品質評価員で実施しました。

(3) 品質評価方法等

予審は、製造・貯蔵工程中に発生したと考えられる香味の欠点がない酒を評価しました。決審は、香・味・調和の優劣を評価しました。

○清酒の部
清酒の部
○本格しょうちゅうの部
本格しょうちゅうの部

3 出品及び優等賞状況

(1) 出品状況

イ 清酒部門

熊本酵母吟醸酒の部:16場から72点
その他の吟醸酒の部: 9場から31点
(注) 熊本酵母吟醸酒の部とその他の吟醸酒の部で、1場につき各5点以内かつ両方の部合わせて6点以内まで出品可能としています。

ロ 本格しょうちゅう部門
:114場から275点
:37場から75点
:68場から149点
:18場から35点
そば・その他 :11場から15点

(注) 原則として、1場につき各原料2点以内、かつ、1場につき合計7点まで出品可能としています。

ハ 研究会区分(表彰の対象外)

燗酒の部(清酒):10場から16点
貯蔵酒の部(本格しょうちゅう):11場から11点

(2) 優等賞

イ 清酒部門

熊本酵母吟醸酒の部:6場から12点
その他の吟醸酒の部:4場から10点

ロ 本格しょうちゅう部門
:47場から66点
:15場から21点
:28場から40点
:7場から9点
そば・その他 :4場から5点

4 優等賞名簿

(1) 清酒部門 清酒部門 優等賞名簿

  熊本酵母吟醸酒 その他の吟醸酒 合計
出品場数 16 9 25
優等賞場数 6 4 10

(2) 本格しょうちゅう部門 本格しょうちゅう部門 優等賞名簿

原料名 甘藷 黒糖 そば・その他 合計
県名等
熊本 出品場数 8 23 9 - 2 42
優等賞場数 4 10 3 - - 17
大分 出品場数 2 2 20 - 3 27
優等賞場数 1 1 16 - 1 19
宮崎 出品場数 26 3 17 - 6 52
優等賞場数 7 1 1 - 3 12
鹿児島 出品場数 78 9 22 18 - 127
優等賞場数 35 3 8 7 - 53
全管 出品場数 114 37 68 18 11 248
優等賞場数 47 15 28 7 4 101

5 本年鑑評会出品酒の特徴

(1) 清酒

熊本酵母の吟醸酒は、吟醸酒固有の芳香が穏やかに感じられ上品な甘味と豊かな旨味を兼ね備えていました。
 その他の酵母による吟醸酒は、吟醸酒固有の芳香が豊かで淡麗な味わいのタイプのものが多くみられました。

(2) 本格しょうちゅう

本格しょうちゅうは、いずれの原料においても高レベルな酒質に仕上がっていました。
 特に原料特性や製造方法による特徴が巧みに引き出されており、本格しょうちゅうの香味の多様性を伺える出品酒が並びました。

本格しょうちゅう出品状況(県別・原料別出品点数)

原料別の本格焼酎出品点数を県別に表した図

(注) 数値は出品点数を表す。

6 優等賞名簿