沖縄国税事務所では、沖縄県と共同で泡盛鑑評会を開催しています。古酒以外の泡盛一般酒も多様な酒質を有していることを示すために、表彰対象としていない「新酒・37度未満(一般酒)の部」に出品いただいた泡盛について、品質評価データを統計処理することにより酒質の相対的な位置関係図(酒質マップ)を作成しております。
泡盛鑑評会新酒・37度未満(一般酒)の部への出品に当たり、酒質マップへの掲載について了解をいただけた製造場の出品酒です。
そのため、全ての泡盛製造者の製品を網羅しているわけではありません。
新酒・37度未満(一般酒)の部の出品酒を対象として、様々な香味の強度を評価し、その結果を年度ごとに分析して酒質マップとしました。
指標にした項目は、以下の八つです。
エステル:果物のような華やかな香り。ケミカルな印象の香りを含む
焦げ:焦げを連想させる香ばしい香り
ナッツ:アーモンドなどのナッツを連想する香り
キノコ:マッシュルーム、マツタケなどのキノコを連想する香り
たくあん:たくあんなどの漬物を連想する香り
甘い風味:口に含んだ時に感じる、甘い味と甘い香り
刺激感:刺激的な口当たり
オイリー:舌にまとわりつくような油っぽい口当たり
令和7年度版の酒質マップは以下のとおりです。
過去の各年度の酒質マップは以下のとおりです。
なお、縦軸・横軸は分かりやすさの観点から平易な言葉に集約して表しておりますが、年度ごとに計算式が異なるので、年度を跨いでの比較はできません。