財務省第8入札等監視委員会
平成30年度第1回定例会議議事概要
開催日及び場所 | 平成30年9月10日(月) 名古屋国税総合庁舎4階会議室 | ||
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委員 | 委員長 | 河邊 伸二 (名古屋工業大学 大学院教授) | |
委員 | 宮![]() ![]() |
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委員 | 榎本 修 (ひかり弁護士法人アイリス法律事務所 弁護士) | ||
審議対象期間 | 平成30年4月1日から平成30年6月30日まで | ||
契約の現状の説明 | 審議対象期間に係る契約一覧表について | ||
抽出案件 | 3件 | (備考) | |
随意契約(物品役務等) | 1件 | 契約件名 | 領収現金等警備搬送業務(2コース) |
契約相手方 | 日本通運株式会社中部警送支店 (法人番号4010401022860) |
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契約金額 | 1,581,120円 | ||
契約締結日 | 平成30年4月2日 | ||
担当部局 | 名古屋国税局 | ||
競争入札(物品役務等) | 1件 | 契約件名 | 文具等の納入(単価契約) |
契約相手方 | 有限会社太陽商工 (法人番号3180002009795) |
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契約金額 | @3,854円/組ほか | ||
契約締結日 | 平成30年4月2日 | ||
担当部局 | 東海財務局 | ||
競争入札(物品役務等) | 1件 | 契約件名 | 平成30年度貴金属等保管及び運搬警備業務に係る単価契約 |
契約相手方 | 綜合警備保障株式会社警送愛知支社 (法人番号3010401016070) |
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契約金額 | @25,920円/件ほか | ||
契約締結日 | 平成30年4月2日 | ||
担当部局 | 名古屋税関 | ||
委員からの意見・質問、それに対する回答等 | 以下のとおり | ||
委員会による意見の具申又は勧告の内容 | なし |
意見・質問 | 回答 |
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【抽出案件について(名古屋国税局)】
不落随契である案件を抽出 |
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不落随契になった理由をどのように分析しているか。 | 前年度受注した業者にとって、コスト高が著しく、収益性の面を考え、消極的な入札金額になったと思われる。 |
過去の契約金額と比べて、高くなっているのか。 | 前年度と結果的には大きな差はない。 |
コース分け、回収時間帯、場所等で履行可能な業者は限定されるが、何者からヒアリングを行ったか。 また、他のコースについても行っているか。 |
3者に対し、実施した。 他のコースも複数業者に対して実施している。 |
特定の業者に特化した仕様になっているのか。 | なっていない。 ヒアリングにより、多くの業者が入札参加可能となるような仕様にしている。 |
他のコースの入札結果はどのようになっているか。 | 複数応札であり、落札決定している。 |
回収ルートや時間帯など、業務が効率的に行えるよう検討・工夫した点はあるか。 | 当該案件を踏まえ、平成30年6月に実施した入札案件から、回収時間帯を従来の「16時30分から17時」を、「翌日9時から12時」に拡張した。 回収時間に幅を持たせたことにより、業者にとって既存ルートに乗せられる可能性を増やし、更には現金の一時保管リスクが低減されるので、次回から入札参加しやすくなったと認識している。 |
【契約一覧表について(名古屋国税局)】
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●案件番号39「信書便物の配達業務」 案件番号40「資料せん等搬送業務」 |
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それぞれの業務内容は何か。 | 信書便物の配達業務は、局署間における信書便の配達である。 資料せん等搬送業務は、毎月1回、資料せんを格納したトランクを署から局へ搬送、回収する業務である。 |
2つの業務を統一して調達することは可能か。 | 業務内容が異なるため、統一して調達することは出来ない。 |
意見・質問 | 回答 |
【抽出案件について(東海財務局)】
1者応札の案件を抽出 |
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今回の契約相手方は過年度においても落札しているのか。 | 平成28年度以降、有限会社太陽商工と単年度契約を締結している。 |
1者応札となった理由は何か。 | 過年度は複数業者が応札していたが、これまでの落札率等を鑑みて、業者が参加を見送った可能性もあると考えている。 |
納入品の質や業者のサービスに問題はないか。 | 特段の問題は生じていない。 |
【契約一覧表について(東海財務局)】
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●案件番号19 「東海財務局庁舎警備保安業務」 |
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1者応札になった理由として、警備員の手配が困難として参加を見送った業者があったとの説明があったが、これは仕様に定める勤務シフト等に対応するのが困難ということなのか。 | 仕様の問題ではなく、他に受注があったことなどにより、純粋に人手が不足したことによると考えている。 |
●案件番号32 「平成30年度沼津合同庁舎各種設備操作点検等業務」 |
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契約総額に対して、当局の分担額が少額である理由は何か。 | 当合同庁舎においては、本件を含めた庁舎管理に係る契約全体に対し、各入居官署が面積按分割合等に応じて支払を行うこととしており、調整により各契約の分担額を決定している。 |
●案件番号35 「什器の納入等(本局総務課ほか)」 |
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落札率が高い理由は何か。 | 他の参加業者の応札金額も予定価格と大きく乖離しておらず、予定価格が実勢を反映していたものと考えている。 |
意見・質問 | 回答 |
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【抽出案件について(名古屋税関)】
新規案件を抽出 |
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新規案件とのことであるが、複数者による応札であり、応札価格も予定価格と大きな乖離も無く、良い事案かと思うが、配慮した点はあるか。 | 複数者に聞き取りを行い、より多くの者が参加できるよう仕様を作成した。 |
【契約一覧表について(名古屋税関)】
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●案件番号19 「豊橋港湾合同庁舎他7箇所における機械警備業務委託」 |
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1者応札であるが、入札に参加しなかった者からその理由は聞き取ったか。 | 社内事情ということで、詳細は把握していない。 |
●案件番号49 「ICカードリーダ等使用契約」 案件番号50 「映像配信設備使用契約」 案件番号51 「フライト情報表示装置使用契約」 |
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契約の相手方が限定されているとのことであるが、価格交渉する余地はないのか。 | 空港施設であり、当該場所で無ければ行政事務を行うことが不可能であり、その者と契約を行っているものであるが、価格交渉が可能か引き続き確認してまいりたい。 |