財務省第8入札等監視委員会
平成28年度第3回定例会議議事概要
開催日及び場所 | 平成29年3月27日(月) 名古屋国税総合庁舎4階会議室 | ||
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委員 | 委員長 | 河邊 伸二 (名古屋工業大学 大学院教授) | |
委員 | 宮![]() ![]() |
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委員 | 榎本 修(ひかり弁護士法人アイリス法律事務所 弁護士) | ||
審議対象期間 | 平成28年10月1日から平成28年12月31日まで | ||
契約の現状の説明 | 審議対象期間に係る契約一覧表について | ||
抽出案件 | 5件 | (備考) | |
競争入札(物品役務等) | 1件 | 契約件名 | 個別空調設備清掃業務 |
契約相手方 | メイセイ 株式会社 (法人番号 1180001065081) |
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契約金額 | 958,284円 | ||
契約締結日 | 平成28年11月16日 | ||
担当部局 | 名古屋国税局 | ||
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2件 | 契約件名 |
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契約相手方 |
![]() (法人番号 4190001001272) ![]() (法人番号 3080001003990) |
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契約金額 |
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契約締結日 |
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担当部局 | 東海財務局 | ||
競争入札(物品役務等) | 2件 | 契約件名 |
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契約相手方 |
![]() (法人番号 4010701000913) ![]() (法人番号 7010401022924) |
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契約金額 |
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契約締結日 |
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担当部局 | 名古屋税関 | ||
委員からの意見・質問、それに対する回答等 | 以下のとおり | ||
委員会による意見の具申又は勧告の内容 | なし |
意見・質問 | 回答 |
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【抽出案件について(名古屋国税局)】
落札率が低い案件を抽出 |
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本件の競争参加資格等級の原則等級はD等級であるが、該当業者が少数であると見込まれるため1級上位のC等級の参加を認めているとのことだが、応札業者4者の競争参加資格等級はどうなっているか。 | 応札業者全てがC等級である。 |
落札率が低い理由は何か。 | 落札業者は、熟練の作業員が多く在籍しており、作業効率が良いこと及び入札参加者が複数あったことにより競争原理が働いたことが考えられる。 |
過去に同様な案件の入札を行っているか。 また、予定価格の積算上、過去の落札状況を加味しているか。 |
平成26年度に、複数の署を3区分に分けて入札を行った案件はあったが、今回の案件のように1署のみを対象とした調達ではなく、仕様を異にしているため、予定価格の積算上、過去の落札状況は加味していない。 |
数年後に再度、同案件の個別空調設備を清掃する必要があると思うが、いつ頃実施することになるか。 | 個別空調清掃業務は設置又は前回清掃後概ね5年経過し、翌3年以内に庁舎等改修の予定がないものについて行うこととしている。 |
【契約一覧表について(名古屋国税局)】
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●案件番号3 「千種税務署ほか3件改修工事設計業務委託」 ●案件番号5 「富士税務署ほか3件改修工事設計業務委託」 |
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同じ業者が落札しているが、落札率に差がある理由は何か。 | 交通費負担の影響があったのではないかと思われるが、はっきりした理由は承知していない。 |
●案件番号10 「ダクト清掃業務(1コース)」 ●案件番号11 「ダクト清掃業務(2コース)」 |
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同じ業者が落札しているが、落札率に差がある理由は何か。 | 各コースにより清掃箇所の仕様に違いがあり、作業効率も変わるため、落札率にも影響していると思われる。 |
●案件番号13 「電話相談センター・確定申告電話相談センター及びサテライトオフィス間の電話通信回線網構築の委託業務」 |
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一者応札を解消した案件とのことであるが、どのように解消したのか。 | 毎年実施している業務であり、参加見込業者に対して早めに声掛けをしたところ、複数応札となった。 |
●案件番号29 「確定申告電話相談センターの運営業務」 |
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当運営業務は、全国一律として対応可能ではないか。 | 各国税局ごとで地域の特殊性があり、相談体制等の状況が異なることから、各国税局で対応している。 |
●案件番号43 「事務用椅子の購入」 「事務用椅子A28脚ほか2品目」 |
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ほか2品目の内訳は、どのようになっているか。 | 役職に応じて仕様が異なっており、A28脚、B162脚、C85脚の合計275脚を調達している。 |
【抽出案件について(東海財務局)】
再度公告入札案件であることに着目した一般競争入札案件を抽出。 |
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契約件名:
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契約件名![]() |
入札内訳書に不備があったため、無効としたものである。 |
複雑な工事入札の場合に入札内訳書の提出を求めているのか。 | 不適格業者の参入を排除し、併せて談合等の不正行為やダンピング受注の防止を図る観点から、各省各庁の長等は、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(平成12年11月27日法律第127号)第12条に基づき、入札に参加しようとする者に対して、対象となる工事に係る入札金額と併せてその内訳を提出させるものとすることになっている。 |
入札内訳書の不備が形式的な場合であっても、入札無効とするのか。無効とせずに、応札業者と調整することはできないのか。 | 入札執行官の判断によるが、本件については、入札公告等に、入札金額と内訳の合計に相違があった場合は、無効とする旨を記載している。 |
契約件名![]() |
平成27年度にシロアリ被害等の調査を実施しており、その結果に基づいて決定している。 |
契約件名![]() |
施工業者から薬剤の保証期間は約5年間と聞いており、当該期間が経過する頃に宿舎の状況等を踏まえて、同業務の実施を検討する予定である。 |
契約件名![]() |
当該宿舎は現在8棟あり、昭和46年から昭和55年の間に建築されたものである。 |
【契約一覧表について(東海財務局)】
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●案件番号6 「浜町住宅16屋内排水設備等改修工事監理業務」 |
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落札率が低い原因は何か。 | 一般的に、監理業務の入札金額は人件費に大きく左右されるものであり、本件について、落札業者に確認したところ、業務経験豊富な定年後の人材を多く活用することにより、人件費をかなり抑えることができたため、低落札率になったものと考える。 |
人件費に大きく左右されるとのことだが、同一の会社で高落札となっている場合もあるが、理由は何か。 | 受注業者側の繁閑のほか、業務上、現地に赴き、打ち合わせ等を行うため、現地が遠隔地であると交通費が発生する等の要因により、高落札となる場合もあると考える。 |
●案件番号8 「静岡合同庁舎H28消防設備修繕工事」 |
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備考欄に「分担契約」と記載されているが、どういう意味か。 | 静岡合同庁舎の各入居官署で契約金額を分担しているという意味であり、契約一覧表の備考欄に契約総額を記載し、契約金額欄に自官署が負担した金額を記載している。 |
【抽出案件について(名古屋税関)】
1者応札案件を抽出 |
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契約件名:
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過去の調達状況から入札参加者が少ないため、不調になることがないよう入札参加等級を拡大したものである。 |
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類似のカメラシステムを取り扱っている業者に参加の呼び掛けを行っている。 |
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再度の変更を行う必要がないよう十分検討している。 |
【契約一覧表について(名古屋税関)】
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●案件番号6 「名古屋港湾合同庁舎(本館)入退室管理システム機器更新」 |
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落札率が高い理由は何か。 | 適切に市場価格を調査できた結果と考える。 |
●案件番号11 「可搬型監視カメラ装置の購入」 |
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監視カメラにしては、価格が高い理由は何か。 | 「可搬型監視カメラ装置」は、必要な場所に持ち運び可能な装置であり、夜間でも使える機能が必要なため、超高感度ビデオカメラにレンズ、録画装置、モニター等を組み合わせたものであることから高額となっている。 |