財務省第8入札等監視委員会
平成28年度第1回定例会議議事概要
開催日及び場所 | 平成28年9月12日(月) 名古屋国税総合庁舎4階会議室 | ||
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委員 | 委員長 | 河邊 伸二 (名古屋工業大学 大学院教授) | |
委員 | 宮![]() ![]() |
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委員 | 榎本 修(ひかり弁護士法人アイリス法律事務所 弁護士) | ||
審議対象期間 | 平成28年4月1日から平成28年6月30日まで | ||
契約の現状の説明 | 審議対象期間に係る契約一覧表について | ||
抽出案件 | 5件 | (備考) | |
競争入札(物品役務等) | 1件 | 契約件名 | データベースサーバ等保守管理業務 |
契約相手方 | 株式会社日立システムズ中部支社 法人番号6010701025710 |
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契約金額 | 3,207,600円 | ||
契約締結日 | 平成28年5月30日 | ||
担当部局 | 名古屋国税局 | ||
競争入札(物品役務等) | 3件 | 契約件名 | ![]() ![]() ![]() |
契約相手方 | ![]() ![]() 法人番号9010401041641 |
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契約金額 | ![]() ![]() ![]() |
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契約締結日 | ![]() ![]() ![]() |
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担当部局 | 東海財務局 | ||
競争入札(物品役務等) | 1件 | 契約件名 | 平成28年度貨物運送委託契約 |
契約相手方 | 日本郵便株式会社名古屋港郵便局 1010001112577 |
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契約金額 | @540円ほか | ||
契約締結日 | 平成28年4月1日 | ||
担当部局 | 名古屋税関 | ||
委員からの意見・質問、それに対する回答等 | 以下のとおり | ||
委員会による意見の具申又は勧告の内容 | なし |
意見・質問 | 回答 |
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【抽出案件について(名古屋国税局)】
1者応札の案件を抽出 |
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毎月定額の契約となっているが、突発的事項に対する対応はどのようにするのか。 | 予定外の業務が発生した場合は、別途協議することとしている。 |
契約期間が平成28年12月31日までとなっているが、その後の保守業務はどうするのか。 | データベースサーバ等は12月31日をもって、サーバ内のシステムを国税庁サーバへ移行するもの及び使用を終了するものであり、今後の保守は発生しない。 |
【契約一覧表について(名古屋国税局)】
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●案件番号9 「小幡宿舎3号棟内部改修工事実施設計業務委託 平成28年6月30日から平成28年11月30日 『建築士事務所』」 ●案件番号10 「富士税務署ほか2件改修工事実施設計業務委託 平成28年6月30日から平成28年11月30日 『建築士事務所』」 |
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契約者が同じであるが、2件の落札率に開きがある原因は何か。 | 落札者の事情によるところであり、当方では原因について不明である。 |
●案件番号22 「リサイクルPPC用紙の購入 A4判60,866箱ほか2品目」 |
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リサイクルPPCの調達予定量がかなり多いが、減らしていく方策はあるか。 | リサイクルPPC用紙は東海財務局、名古屋税関、名古屋国税局の3官署で共同調達している。 当局としては、PPC用紙の削減について、両面印刷の徹底を注意喚起するなど日頃から削減努力をしている。 |
●案件番号82から85 「データエントリー業務(Aコース) 78,000件ほか」から「同業務(Dコース) 78,000件ほか」 |
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落札者の業態は、データエントリーを主体としているのか。 | 落札者はデータエントリー業者である。 |
落札率が高い理由は何か。 | 再度入札を行った案件であるため、落札率が高くなった。 |
●案件番号125 「名古屋国税局職員の身上問題に関するカウンセリング等業務 12ヶ月ほか」 ●案件番号134 「身上カウンセリング及び法律問題に関する相談等業務 平成28年4月1日から平成29年3月31日 一式」 |
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業務内容が似ているものと思われるが、契約一覧表の表記が異なるのはなぜか。 | 案件番号125は、心理的カウンセリングを目的としており、業務内容に応じた単価契約としている。 案件番号134は、法律問題に対応するために弁護士資格を有している者を対象としており、毎月定額の総価契約としている。 契約一覧表は契約方式の違いから、表記が異なっている。 |
【抽出案件について(東海財務局)】
1者応札の案件を抽出 |
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契約件名:
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電気の供給業務が継続的に1者応札となっている要因は何か。 | 各コースともに使用量等の調達規模が小さく、業者にとって受注するメリットが少ないことが1者応札となっている要因と考える。そのため、今後は他官署との共同調達を実現し、スケールメリットを大きくすることで、1者応札の改善に努めたい。 |
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業者への声かけ、公告期間の確保、ホームページでの情報提供等は行っているが、その他特段の配慮はしていない。 |
4つのコースに分けて入札を実施しているが、コースをまとめて実施することはできないのか。 | コースをまとめることによって、各種調整等の事務手続きが煩雑になってしまう可能性があることと、供給範囲が広がることで業者の参入ハードルが上がってしまうことを懸念して、地域別の4コースに分けて入札を実施した。しかし、コースをまとめて実施することも一つの方策であると思われるため、供給範囲については引続き検討していきたい。 |
【契約一覧表について(東海財務局)】
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● 案件番号27 「平成28年度沼津合同庁舎昇降機設備保守業務」 |
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当初はエレベーター製造業者が保守を行っていたと思われるが、契約相手方が製造業者以外の設備保守業者となった経緯はどのようなものがあるのか。 | エレベーターの保守については、過去には製造業者と特命随意契約を締結していた時期もあったが、ある時期に会計検査院からの指摘が全国的にあり、一般競争入札に切り替えたところ、独立系の設備保守業者が参入するようになり現在に至っている。 |
●案件番号1 「名古屋市内・武豊町内16給排水各所修繕工事(単価契約)」 |
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本業務は全部で何か所の修繕工事を実施しているのか。 | 名古屋市内の12住宅、武豊町内の1住宅にかかる修繕工事を実施している。 |
いくつかの住宅をまとめて入札を実施しているが、住宅の所在する地域が広いため1者応札となっているのではないか。 | 業者が対応できる地域に分けて発注しているため、1者応札の要因は地域の問題ではなく、仕様上の設定と考える。 |
【抽出案件について(名古屋税関)】
1者応札の解消案件を抽出 |
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仕様を見直し、1者入札の解消を得たことは良かった。今後も仕様の見直しに努めてもらいたい。 | 今後も、仕様の見直しに努めたい。 |
【契約一覧表について(名古屋税関)】
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●案件番号21、22、36 「名古屋港において使用する監視艇用燃料油の購入にかかる単価契約」 「清水港において使用する監視艇用燃料油の購入にかかる単価契約」 「三河港において使用する監視艇用燃料油の購入にかかる単価契約」 |
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清水港は他の港に比べ契約単価が安価になっているのはなぜか。 | 名古屋港では給油船(バージ船)に監視艇の停泊地に来てもらい給油しているが、清水港では監視艇が給油所に赴いて給油しており、給油方法の違いによるものと考える。 |