開催日及び場所 | 平成21年9月15日(火) 名古屋国税総合庁舎4階会議室 | ||
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委員 | 委員長 | 若山 滋 (名古屋工業大学 大学院教授) | |
委員 | 中澤 政直 (中澤会計事務所 公認会計士) | ||
委員 | 大槻 隆 (大槻経営法律事務所 弁護士) | ||
審議対象期間 | 平成21年4月1日(水)〜平成21年6月30日(火) | ||
契約の現状の説明 | 審議対象期間に係る契約一覧表について | ||
抽出案件 | 3件 | (備考) | |
競争入札(公共工事) | 1件 | 契約件名 | 名古屋北税務署空調改修・屋上緑化工事 |
契約相手方 | シブヤパイピング工業株式会社 | ||
契約金額 | 136,500,000円 | ||
契約締結日 | 平成21年6月24日 | ||
担当部局 | 名古屋国税局 | ||
競争入札(物品役務等) | 1件 | 契約件名 | 静岡合同庁舎で使用する電気の調達 |
契約相手方 | 中部電力株式会社 | ||
契約金額 | @11.65円/kWhほか | ||
契約締結日 | 平成21年4月1日 | ||
担当部局 | 東海財務局 | ||
競争入札(物品役務等) | 1件 | 契約件名 | X線検査装置(スミス・ハイマン社製)の保守 点検業務請負契約 |
契約相手方 | SmithsHeimannGmbH | ||
契約金額 | 220,500円 | ||
契約締結日 | 平成21年6月12日 | ||
担当部局 | 名古屋税関 | ||
委員からの意見・質問、それに対する回答等 | 別紙のとおり | ||
委員会による意見の具申又は勧告の内容 | なし |
意見・質問 | 回答 |
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【事案の抽出について】 一般競争入札案件で、落札価格が高いものを抽出。 |
【名古屋北税務署空調改修・屋上緑化工事について】 入札参加業者が2者と少ないが、どのような理由か。 |
工事内容が空調改修と屋上緑化ということで、共に専門的分野の工事であったことから参加業者が少なかったと考える。 |
空調改修工事と屋上緑化工事をセットで行う必要があるのか。また、分けて発注した方が入札参加業者が多くなるのではないか。 | 過去に単独工事として入札を行った結果、空調改修工事が3者、屋上緑化工事が3〜13者参加したというケースもあるが、今回は屋上にある空調機器の改修工事を行うことから、屋上の緑化・防水工事と工事範囲が重複するため、一体的に工事を行う必要がある。 従って、同時期に進行していくことが最も効率的であり、同一業者にすることで工程調整などもスムーズに行うことができるということ、 また、業務の支障を考慮し短期間で完成させる必要があったことから、併せて発注した。 |
今回の結果を受けて、今後はより多くの業者が入札に参加できるよう検討願いたい。 | 今後の参考にさせていただく。 |
今後、芝のメンテナンスが必要なのか。 | メンテナンスは、必要となる。 |
緑化が省エネにつながるのか。 | メーカーの情報によると、夏場の屋上コンクリートの表面温度は60度近くまで達し、これを緑化することによって20〜30度下がるといわれている。 また、屋上緑化を行った階下の部屋の室温は、2〜3度程度低下し、電力料金では1日で1平方メートルあたり5.4円の節約ができるといわれている。 |
緑化工事は、今後全署で行う予定なのか。 | 今後も予算措置されれば、順次実施していく予定である。 |
工事の監督は職員で行っているのか。 | 職員も定期的に、現場確認・現地打合せを行っているが、設計事務所に工程管理や、図面どおりの機器が納入されているかの検査などを、監理業務として委託している。 |
【契約一覧表について】 「データエントリー業務(A〜Jコース)(番号85〜94)」の業務概要を説明願いたい。 |
法定調書等のデータ作成業務である。 |
コース分けせず一括で入札することにより、契約単価がより安くなるとは考えられないか。 | コース分けすることにより、入札参加可能業者が増加し、競争性がより高まると考えられる。 |
コースごとに契約単価が異なっているが、どのような理由か。 | コースによりデータ作成する内容が異なるため、契約単価に差異が生じていると考えられる。 |
「税に関する高校生の作文」(番号152〜157)審査業務」の業務概要を説明願いたい。 | 税に関する作文について、優秀作品の抽出を行う業務となる。 |
外部に委託するのはどのような理由か。 | 短期間で大量の作文を審査する必要があること、また、盗作等防止も意図している。 |
「「駅すぱあと」年間最新版保証サポート業務」(番号231)は何の事務に使用しているのか。 | 旅費の計算ソフトとして利用している。 |
無料サイトの利用はできないか。 | 当局の使用している旅費システムと「駅すぱあと」がリンクしているため代替品での対応ができない。 また、無料サイトにおける積算は概算でしかされず、繁忙期の料金等詳細設定ができないため、旅費の計算には利用ができない。 |
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【事案の抽出について】 一般競争入札案件で落札率が高いものを抽出。 |
競争参加資格の等級を「A」から「D」まで広げているが、Dランクの業者はそもそもいるのか。 | 当該案件は年間契約予定金額が1,500万円以上3,000万円未満を対象とした業者選定であることから、予定価格に対する等級は「B」等級となるが、業者を幅広く募集するため、等級による制限を行わなかったものである。 |
岐阜合同庁舎の電気契約において、「予定単価」が「契約単価」より低いが何故か。 | 電気料金は基本料金と従量料金(夏季、その他季)で構成され、契約一覧表には代表的な単価として従量料金を記載。それぞれの単価に多寡が生じても、予定使用電力量から算出した総価が予定価格(総価)の範囲内であれば、最低入札者を落札者としている。 |
契約書は契約相手方が作成しているのか。 | 契約書は当方で作成、契約書に定めのない事項については、中部電力株式会社の基本契約要綱によるものとして契約をしている。 |
応札してくる一般電気事業者以外の業者はどのように採算をとっているのか。 供給している電気はどこから調達しているのか。 送電は、一般電気事業者の送電設備を利用しているのか。 |
業者がどのように採算をとっているかは把握していない。 小売する電気の調達手段は、自前で発電所を保有しているところもあれば、取引所で購入しているところもあり、電気事業者によって様々である。 送電設備については、一般電気事業会社の設備を利用していると思う。 |
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【事案の抽出について】 一般競争入札案件で、落札率が低いものを抽出。 |
当該装置の過去の保守契約については、どうしていたのか。 | 当該装置は平成19年度末に納入されたものであり、昨年度は1年間の無償保障期間であったことから、今回が初めての保守契約である。 |
低価での落札となった要因は何か。 | X線装置のメーカーであるスミスハイマン社が昨年度本邦に日本支社を設立し、これまで業務提携していた本邦所在の保守会社に対し、一方的に提携の解除を行い、今年度から自社の日本支社のみで保守業務を行おうとしたところ、両者間において紛争が生じた。その後両者は和解し、本邦所在の保守会社は従来どおりスミスハイマン社から部品提供等を受けられるようになったため、2者で保守業務をとりあう状況となり、激しい競争が働いたことが主たる要因である。 |
元々の予定価格が高いのではないか。 | 複数者から見積書を徴し参考としているほか、一般に公表されている資料を用い予定価格を積算しており、適正なものと認識している。 また、同時期に別途締結している他社のX線装置の保守契約についても、同様の積算方法としており、予定価格が過剰であるとの認識はない。 |