令和2年度第3回（議事概要）
財務省第8入札等監視委員会
令和2年度第3回定例会議議事概要
| 開催日及び場所 | 令和3年3月22日（月） 名古屋国税総合庁舎８階会議室 | ||
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| 委員 | 委員長 | 河邊 伸二 （名古屋工業大学 大学院教授） | |
| 委員 | 宮﨑 陽平 （宮﨑陽平公認会計士税理士事務所 公認会計士） | ||
| 委員 | 井上 裕介 （井上法律事務所 弁護士） | ||
| 審議対象期間 | 令和2年10月1日から令和2年12月3１日まで | ||
| 契約の現状の説明 | 審議対象期間に係る契約一覧表について | ||
| 抽出案件 | ３件 | (備考) | |
| 競争入札（物品役務等） | １件 | 契約件名 | アスベスト含有分析調査業務 |
| 契約相手方 | 株式会社 ERIソリューション （法人番号 7010401042600 ） |
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| 契約金額 | 2,563,000円 | ||
| 契約締結日 | 令和２年１１月１９日 | ||
| 担当部局 | 名古屋国税局 | ||
| 競争入札（公共工事） | １件 | 契約件名 | 「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」周知広報のための新聞折込業務 |
| 契約相手方 | 株式会社東海アドエージェンシー （法人番号4180001038489） |
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| 予定調達総額 | 396,605円 | ||
| 契約締結日 | 令和２年１１月２４日 | ||
| 担当部局 | 東海財務局 | ||
| 競争入札（物品役務等） | １件 | 契約件名 | 埠頭監視カメラ随時保守点検請負契約 一式 |
| 契約相手方 | NECネクサソリューションズ株式会社 （法人番号7010401022924） |
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| 契約金額 | 1,519,645円 | ||
| 契約締結日 | 令和２年１２月４日 | ||
| 担当部局 | 名古屋税関 | ||
| 委員からの意見・質問、それに対する回答等 | 以下のとおり | ||
| 委員会による意見の具申又は勧告の内容 | なし | ||
| 意見・質問 | 回答 |
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【抽出案件について（名古屋国税局）】
低落札率に着目した案件を抽出 |
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| 低落札率となった要因は何か。 | 落札者は、当該業務の経験が豊富であり、当方の想定より少ない従事人員で当該業務を履行可能であることや分析業務において同様の業務を多数行っていることから、スケールメリットにより安価に業務を遂行することが可能であること等が主な要因であった。 |
| ノウハウのある業者が業務を行った場合に、案件によっては資料調査のみで楽に業務を行われることも想定される。そのため、類似の案件を参考にすることや業者との打ち合わせを密にする等により、ずさんな業務が行われないよう適切な業務監理を行う必要がある。 | 法令等を確認するとともに、業者との打ち合わせを密にすることで、安かろう悪かろうということの無いよう業務監理を行うよう努めたい。 |
| 本件入札の落札業者以外の業者の入札状況はどうであったのか。 また、今後の調達において、予定価格を下げることが可能か。 |
落札業者以外の業者も、同様に安価の入札であった。 よって、今後、同様の業務で入札を実施する場合には、事前に今回の入札参加業者から参考見積りを徴取すること等を含めた市場価格の調査を更に徹底し、予定価格がより実勢価格に近くなるよう努めたい。 |
| 【契約一覧表について（名古屋国税局）】
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| ●案件番号 20 飛沫感染対策パネルの購入 28 フェイスシールドの購入 |
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| コロナ対策物品は需給関係上、市場価格等が読みづらいが適正な金額の設定に努めているか。 | 本件調達時には在庫がひっ迫しているような状況でないことを把握し、納品が可能であることを確認の上、市場価格だけではなく、直近に調達した単価も踏まえ、適正な予定価格の積算に努めた。 |
| ●案件番号 23 アルコール消毒液の購入 | |
| 今回の調達をベースにして今後の入札を行っていくことで低落札は解消されるのか。 | 今回調達を教訓に定番商品だけでなく、幅広く情報収集するなど市場価格の調査を更に徹底し、予定価格がより実勢価格に近くなるよう努めたい。 |
| ●案件番号 25 「在留外国人向け日本酒セミナー（仮称）」の開催にかかる運営業務 26 「日本酒GI三重シンポジウム（仮称）」の開催に係る運営業務 |
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| 本件入札は初めての案件とのことであるが、複数業者が参加した要因などはあるか。 | 複数者の入札参加が見込めるように、イベントプロデュース等を行っている業者で、他の案件で契約したことのある業者に対し積極的な声掛けを行った。 |
| 意見・質問 | 回答 |
| 【抽出案件について（東海財務局）】
低落札率案件を抽出。 |
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| 低落札率となった要因は何か。 | 予定価格の積算内容の一部に誤りがあった。 なお、契約金額には影響はなかった。 今後は適正な予定価格の積算に努めたい。 |
| 【契約一覧表について（東海財務局）】
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| ●案件番号5 「千種西住宅２０給排水設備等改修工事監理業務」 ●案件番号6 「古河住宅２０給排水設備等改修工事」 ●案件番号7 「古河住宅２０給排水設備等改修工事監理業務」 |
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| 一者応札の改善に向けて、今後どのような取組みを実施していくのか。 | 今後も入札参加業者を増やすために、更なる周知の徹底を図ることで、一者応札の改善に努めたい。 |
| ●案件番号11 「静岡財務事務所Ｒ２照明器具更新工事」 |
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| 低落札率となった要因は何か。 | 複数の事業者による応札があった案件であり、競争性が働いたことによるものと当方としては考えている。 |
| 意見・質問 | 回答 |
| 【抽出案件について（名古屋税関）】
一者入札案件を抽出 |
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| 他の港の埠頭監視カメラの設置業者は。 今回他の業者が入札に参加しなかった理由は。 |
他の港も本件と同じ設置業者である。 他の業者が入札に参加しなかったのは、仕様の内容から履行が困難と判断したものと考えるが、随時保守の内容次第で設置業者以外の者に参加いただくこともある。 |
| 今回故障した埠頭監視カメラは、どれくらい使用して故障したものか。その原因は。 埠頭監視カメラは一般的に何年程度使用するものか。 |
５年程度使用して故障したものである。経年劣化と考えている。 埠頭監視カメラの一般的な使用期間は６年である。 |
| 【契約一覧表について（名古屋税関）】
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| ●案件番号 １～３ 「名古屋税関四日市コンテナ検査センター電気設備改修工事」 「中部空港合同庁舎他4施設電話設備更新工事」 「中部国際空港第1旅客ターミナルビル入国検査場床タイル改修工事」 |
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| いずれの工事も落札率が低めだが、その理由は。 | 落札した業者からは、長年にわたり協力体制を構築している業者から特別価格で材料の提供を受けたことにより入札価格を低くできたことや、入札前に現地調査を実施し、施工内容を把握したことによりコスト削減ができたことなどを聞き取っている。 |
| 引き続き、可能な範囲で現地調査の案内をしていただきたい。 | ご発言のとおり、可能な範囲で現地調査の案内を行っていく。 |
