令和2年度第2回（議事概要）
財務省第8入札等監視委員会
令和2年度第2回定例会議議事概要
| 開催日及び場所 | 令和２年12月14日（月） 名古屋国税総合庁舎８階会議室 | ||
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| 委員 | 委員長 | 河邊 伸二 （名古屋工業大学 大学院教授） | |
| 委員 | 宮﨑 陽平 （宮﨑陽平公認会計士税理士事務所 公認会計士） | ||
| 委員 | 井上 裕介 （井上法律事務所 弁護士） | ||
| 審議対象期間 | 令和２年７月１日から令和２年９月30日まで | ||
| 契約の現状の説明 | 審議対象期間に係る契約一覧表について | ||
| 抽出案件 | ３件 | (備考) | |
| 競争入札（物品役務等） | １件 | 契約件名 | 関税務署受変電設備改修工事 |
| 契約相手方 | 水田電工株式会社 （法人番号 2160001001905 ） |
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| 契約金額 | 6,155,600円 | ||
| 契約締結日 | 令和２年９月14日 | ||
| 担当部局 | 名古屋国税局 | ||
| 競争入札（公共工事） | １件 | 契約件名 | 土岐市駄知町所在国有地法面改修工事(2) |
| 契約相手方 | 加藤建設株式会社 （法人番号7200001015945） |
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| 予定調達総額 | 29,645,000円 | ||
| 契約締結日 | 令和２年８月25日 | ||
| 担当部局 | 東海財務局 | ||
| 競争入札（物品役務等） | １件 | 契約件名 | Ｘ線検査装置（株式会社ＩＨＩ検査計測社製）の移設等業務請負契約 一式 |
| 契約相手方 | 株式会社ＩＨＩ検査計測 （法人番号4010701000913） |
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| 契約金額 | 5,500,000円 | ||
| 契約締結日 | 令和２年９月３日 | ||
| 担当部局 | 名古屋税関 | ||
| 委員からの意見・質問、それに対する回答等 | 以下のとおり | ||
| 委員会による意見の具申又は勧告の内容 | なし | ||
| 意見・質問 | 回答 |
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【抽出案件について（名古屋国税局）】
低落札率に着目した案件を抽出 |
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| 低落札率となった要因は何か。 | 契約業者にヒアリングした結果、主要な工事が受変電設備の設置であり、その本体価格が長年取引実績がある商社の協力により安価に調達できたこと及び現場事務所を設けずに工事が可能であるとの判断をしたことが低落札率の大きな要因であることが判明した。 |
| 受変電設備の本体価格は、他の入札参加業者についても同程度の金額であったのか。 また、今後、同様の改修工事が行われる予定があるか。 |
各業者にヒアリングした結果、本体価格はおおむね同程度であった。 なお、本件改修工事は、老朽化により近隣地域に影響する事故の可能性があることから、緊急対応的に実施したもので、通常は建替え等の際に実施するものである。 このため、同様の案件が頻発することはないと理解している。 |
| 今後、受変電設備改修工事を実施する場合も現場事務所を設けずに現場管理が可能なのか。 | 本来、公共工事には現場事務所を設置し、現場管理を行うことが通常ではあるが、本件改修工事については、工事の内容から現場事務所の設置を行わなくとも問題ないことが判明した。 今後、同様の工事があれば現場事務所の設置は不要なケースがあるとは思われるものの、工事内容ごとに現場事務所設置の必要性をその都度判断して対応していくこととしたい。 |
| 【契約一覧表について（名古屋国税局）】
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| ●案件番号 １ 鈴鹿税務署照明改修工事 案件番号 ２ 津島税務署照明改修工事 |
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| 低落札率の案件であるが、どのような予定価格の積算を行っているのか。 | ２年前及び前年度の本委員会の審議結果を受け、材料費についてはメーカーに見積もり依頼して比較したほか、設備業者に対してもヒアリングを行い、最低業者の単価を参考にすることで、実勢価格を反映するよう努めている。 |
| ●案件番号 １１ アクリル製飛沫感染防止パネルの購入 案件番号 ２８ マスクの購入 |
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| 本件調達はコロナ関連であり、今後の社会情勢、需給バランス等の状況を見極めて調達してほしい。 また、マスクの納入は既に終了しているのか。 |
当初調達企画時には業者を探すことも大変であり、金額も高価であったが、入札公告時には価格も落ち着き始めていた。 このため、本件調達においては、インターネット等を活用して市場価格を反映した予定価格の積算に努めたところである。 なお、マスクの納入は３ヵ月に分けて納入をさせることで業者が入札参加しやすいように工夫した。 おって、当該購入物品の納入は既に終了している。 |
| 意見・質問 | 回答 |
| 【抽出案件について（東海財務局）】
1者応札であり、落札率が高い案件を抽出。 |
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| 1者応札となった理由は何か。 | 工事現場までの進入路が狭隘であることや、工事場所に住宅が近接していること等、当該業務の難易度が高く特殊な要因があることを受けて、事業者から敬遠されたものと当方としては考えている。 |
| 【契約一覧表について（東海財務局）】
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| ●案件番号5 「静岡市内所在国有建物解体工事設計図書等作成業務」 ●案件番号8 「豊橋市内所在国有建物解体工事設計図書等作成業務」 |
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| 低落札率となった理由は何か。 | いずれの契約も、複数の事業者による応札があった案件であり、競争性が働いたことによるものと当方としては考えている。 |
| 意見・質問 | 回答 |
| 【抽出案件について（名古屋税関）】
１者応札であり、落札率が高い案件を抽出 |
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| 税関は特殊性の高い機器に係る入札が多く、そのような案件が１者応札となることは理解している。引き続き、１者応札解消に向けて尽力いただきたい。 | 引き続き、１者応札解消に向けて取り組んでいきたい。 |
| 【契約一覧表について（名古屋税関）】
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| ●案件番号 ５ 「令和2年第54回通関士試験における試験会場設営及び試験運営業務委託契約」 |
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| 過去２年にわたり１者応札であった案件であるが、業者への声掛けをしっかりしていただいた結果、２者の入札となった好事例である。来年度再び１者応札とならないようにしていただくとともに、こういった案件が増えるよう、今後とも努力いただきたい。 | 来年度再び１者応札とならないように対応するとともに、好事例を増やすべく取り組んでいきたい。 |
| 試験会場の場所はどこか。毎年変更されるのか。 また、受験者数はどの程度か。 |
試験会場は愛知県及び静岡県にあり、毎年公募により決定する。 受験者数は、愛知県の会場が800人程度、静岡県の会場が150人程度である。 |
