酒類業者の皆様には、毎年4月30日までに「酒類の販売数量等報告書」及び「『二十歳未満の者の飲酒防止に関する表示基準』の実施状況等報告書」(以下「酒類関係報告書」といいます。)を提出していただいているところですが、酒類関係報告書は紙媒体での提出のほか、e-Taxソフトを利用して電子データ形式でも提出することが可能です。
 こちらのページでは、e-Taxソフトを利用した酒類関係報告書の提出方法に関する情報を掲載しています。酒類関係報告書の作成・提出には、以下の作成ツール等をご活用いただき、e-Taxソフトを利用してご提出ください。

≪e-Taxで提出するメリット≫

  • ・提出のため税務署に出向くことや、書類を郵送したりする手間等がなくなります。
  • ・メンテンナンス時間を除き、いつでも提出が可能です。
  • ・事務処理全体の効率化・ペーパーレス化につながります。
※ 確定申告など他の税目の申告・申請等でご自宅のパソコンからe-Taxソフトを利用したことがある方は、初期設定等が不要ですので、特におすすめです。

≪必要な環境関係≫

  • ・パソコン(インターネット環境を有し、e-Taxソフトがダウンロード可能なもの)
  • ・電子証明書(マイナンバーカード等)
  • ・ICカードリーダー(電子証明書がカードの場合に必要。カードをパソコンに読み込ませる機器)

≪e-Taxソフトの利用手順≫

  1. 1 e-Taxの開始(変更等)届出書の提出(開始届出書作成・提出コーナー
  2. ⇒ e-Taxを利用しようとする方は、所轄税務署に開始届出書を提出(送信)し、「利用者識別番号」を取得する必要があります。開始届出書はWEB上で作成・送信することもでき、即座に利用者識別番号及び暗証番号が通知されます。
  3. 2 e-Taxソフト等のダウンロード(e-Taxソフトのダウンロードコーナーインストールマニュアル
  4. @「ルート証明書・中間証明書」のダウンロード
    A「信頼済みサイトへの登録」
    B「e-Taxソフト(共通プログラム)」のインストール
    C「e-Taxソフト(税目プログラム)」(酒税)のインストール(税目プログラムインストールマニュアル
  5. 3 e-Taxの初期登録(初期登録における注意事項
  6. 4 付属設備の準備
  7. 5 報告書データ作成・提出(e-Taxソフト操作マニュアル
  8. ⇒報告書データの作成に当たっては、以下の作成ツールを活用すると非常に便利です。

≪e-Tax利用者ファイル等作成ツール≫
 このツールは、販売管理システム等で管理されている店舗一覧や酒類販売数量等のデータを基にe-Taxソフトで利用するデータを作成するツールです。
 複数店舗のデータを一括で入力・管理ができ、効率よく送信することができますので、各店舗のデータを本社で取りまとめて報告書を作成するような場合に特におすすめです。
 なお、ご利用に当たりましては、必ず「e-Tax利用者ファイル等作成ツールについて(取扱説明書)」をご一読いただき、使用者の責任においてご利用いただきますようにお願いします。
 また、作成ツール(令和5年度版)をお使いの方は、そのままお使いいただくと、e-Tax送信時にエラーとなる場合がございますので、必要事項をコピーし、令和6年度版に貼り付けてお使いください。

 おって、酒類販売管理研修の定期受講もれ防止等のための各種チェック機能を搭載したAccess版の「販売数量報告書等作成補助ツール」(Excel版に各種機能が追加されたもの)も国税庁ホームページにて公開されております。お持ちのパソコン等にあったツールを活用し、報告書を作成・提出していただきますようお願いします。
〇 国税庁ホームページAccess版へのリンク