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- 令和6年広島国税局清酒鑑評会の結果等について
令和6年11月
広島国税局
1 概要
広島国税局は、管内5県にある清酒製造者の酒造技術の進歩・発展のために清酒鑑評会を開催しました。その結果、出品酒188点のうち69点を優等賞として選び、表彰式において表彰状を授与します。優等賞受賞者は、別紙1「令和6年広島国税局清酒鑑評会優等賞受賞者(場)名簿」(PDF/151KB)のとおりです。
優等賞受賞酒には、特に香味の調和に優れ、技術力を高く評価されたものが選ばれています。
なお、詳細は以下のとおりです。
2 開催目的
管内清酒の品質評価等を行い、その結果に基づき優秀な製造技術を有すると認められる製造者を顕彰することにより、酒造技術の進歩・発展を促すとともに、管内清酒の品質向上を図り、もって酒類業の発達に資することを目的とします。
3 評価区分
評価区分は、「吟醸酒」部門、「純米酒」部門及び「燗酒」部門の3区分です。
各区分の出品酒の内容は、次のとおりです。
- (1) 「吟醸酒」部門
令和5酒造年度(令和5年7月1日から令和6年6月30日まで)に自己の製造場で製成した吟醸酒の原酒です。
- (2) 「純米酒」部門
自己の製造場で製成した純米酒の市販製品又は市販を予定している貯蔵酒であってアルコール度数を市販酒規格に加水調整したものです。
- (3) 「燗酒」部門
自己の製造場で製成した清酒の市販製品又は市販を予定している貯蔵酒であってアルコール度数を市販酒規格に加水調整したものです。
4 出品点数
各製造者は、上記の3部門全てに1点ずつ出品できます。ただし、複数の製造場を持つ製造者は、「吟醸酒」部門に限り、製造場ごとの出品が可能です。「吟醸酒」部門の出品数は62点、「純米酒」部門は66点、「燗酒」部門は60点、全体では72者から188点の出品がありました。
5 品質評価
品質評価は、清酒の製造技術に関する知識を有し品質評価に十分な経験及び能力を有する者による官能評価(いわゆる「きき酒」)により行いました。
- (1) 日程
予審:令和6年9月25日(水)、26日(木)
決審:令和6年10月2日(水)
- (2) 場所
広島合同庁舎1号館 鑑定試験室
- (3) 品質評価員
清酒の製造技術に関する知識を有し品質評価に十分な経験及び能力を有する者(清酒製造や酒類販売に従事する者、県公設試験研究機関研究員、酒類総合研究所研究員、鑑定官室員等)で構成しました。
品質評価員の構成等については、別紙2「令和6年広島国税局清酒鑑評会品質評価員名簿」のとおりです。
- (4) 品質評価方法
官能評価を行い、香りや味の構成要素及びそれらのバランスについて評価を行いました。
「吟醸酒」部門及び「純米酒」部門は品温約20℃で行い、「燗酒」部門は品温約45℃で行いました。
6 審査結果
品質評価の成績が上位である「吟醸酒」部門24点、「純米酒」部門24点、「燗酒」部門21点の合わせて69点を優等賞としました。
優等賞受賞者については別紙1「令和6年広島国税局清酒鑑評会優等賞受賞者(場)名簿」(PDF/151KB)、出品数の県別内訳等については別紙3「令和6年広島国税局清酒鑑評会出品及び入賞状況表」のとおりです。
7 表彰式
- (1) 日時
令和6年11月12日(火)13時30分〜14時30分
- (2) 場所
広島合同庁舎1号館附属棟2階 大会議室
- (3) 出席者
優等賞受賞製造者等
- (4) 内容
賞状授与、審査報告等
8 製造技術研究会
- (1) 日時
令和6年11月12日(火)14時〜16時
- (2) 場所
広島合同庁舎4号館5階 第20・21・22会議室