開催日及び場所 | 平成20年12月9日(火) 四国財務局第二会議室 | ||
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委員 | 委員長 倉 康(監査法人トーマツ高松事務所 公認会計士) 委 員 平井 健之(国立大学法人香川大学経済学部教授) 委 員 藤本 邦人(アローズ法律事務所 弁護士) |
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審議対象期間 | 平成20年7月1日(火)〜平成20年9月30日(火) | ||
抽出案件 | 4件 | (備考) | |
競争入札(公共工事) | 1件 | 契約件名:平成20年度久米住宅3号棟ほか5棟床改修その他工事 契約相手方:サン建設興業株式会社 契約金額:158,550,000円 契約締結日:平成20年9月17日 担当部局:四国財務局 |
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随意契約(公共工事) | −件 | − | |
競争入札(物品役務等) | 2件 | 契約件名:自動車36台(区分) 契約相手方:株式会社日産サティオ高知 契約金額:20,571,495円 契約締結日:平成20年7月28日 担当部局:高松国税局 |
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契約件名:e-Tax研修用パソコン借上業務(パソコン40台ほか) 契約相手方:四国プランニング株式会社 契約金額:1,890,000円 契約締結日:平成20年9月18日 担当部局:高松国税局 |
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随意契約(物品役務等) | 1件 | 契約件名:国有財産の鑑定評価及び地役権評価(意見価格) 契約相手方:有限会社松村不動産鑑定所 契約金額:720,300円 契約締結日:平成20年7月25日 担当部局:四国財務局 |
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応札(応募)業者数1者関連 | 1件 | ※競争入札(物品役務等)に同じ(e-Tax研修用パソコン借上業務(パソコン40台ほか)) | |
委員からの意見・質問、 それに対する回答等 |
下記のとおり | ||
委員会による意見の具申 又は勧告の内容 |
なし |
意見・質問 | 回 答 | |
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案件1 | 「自動車36台(区分)」 契約相手方:株式会社日産サティオ高知 契約金額:20,571,495円 契約締結日:平成20年7月28日 担当部局:高松国税局 |
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交換の対象車の走行距離が短いものがあるが、公用車の交換の基準は何か。 | 使用年数9年で更新している。 公用車の使用頻度は、一台当たり年間で百数十日程である。税務署の場合、主にその管轄内の走行が多く、走行距離は、その使用頻度の割りに伸びない。 |
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今回の案件は、総合評価方式を採っているが、その得点等は公表しているか。 | 契約業者名や契約金額等は、ホームページ上で公開している。総合評価の得点結果は公表していないが、評価方法を提示しており、入札金額やカタログ上の燃費等から、推測することはできる。 | |
総合評価方式では得点等も含め、公表した方が望ましいと思うが。 | 検討する。 | |
結果的には、最低価格を入札した者が落札しているが、総合評価方式があまり反映されていないように思われるが。 | 入札参加業者の提示した自動車の燃費は、いずれも大きな差がないため、結果として価格の要素が大きく反映されたと思われる。 ただし、落札業者以外の者の間においては、入札価格の順となっていない部分もあり、総合評価方式を採用した結果といえる。 |
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同一メーカーの自動車を扱う者も複数参加しており、性能面が同じであるため、価格面の競争になっている部分がある。総合評価方式の意味からも、同一車種でも価格のみの競争にならないような検討が必要かと思う。 | 今後の参考としたい。 | |
案件2 | 「平成20年度久米住宅3号棟ほか5棟床改修その他工事」 契約相手方:サン建設興業株式会社 契約金額:158,550,000円 契約締結日:平成20年9月17日 担当部局:四国財務局 |
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予定価格を設定するに当たり、適正だったと思うか。 | 入札参加業者の5者のうち、予定価格を1者が下回っており、4者が上回っている入札状況からいえば、妥当であったと判断している。 | |
低入札価格調査の結果をみると、落札業者はかなりコスト削減しているが、具体的にどういったことか。 | 一般管理費や役員報酬等を調整し、コスト削減を図っているようである。 低価格であっても、仕様書どおり適正に工事は実施されている。 |
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複数ある公務員宿舎の改修工事を、区分して実施しているが、基準のようなものはあるのか。 | 築後の経過年数や老朽・陳腐化の度合いであるが、予算や技術管理職員の人員の問題も踏まえ、計画し実施している。 | |
案件3 | 「e-Tax研修用パソコン借上業務(パソコン40台ほか) 」 契約相手方:四国プランニング株式会社 契約金額:1,890,000円 契約締結日:平成20年9月18日 担当部局:高松国税局 |
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応札業者が1者であった理由は、どういったことが推測されるか。 | 対象となるパソコンは、いわゆる一般的なパソコンであり、特別な仕様等にはしていない。 本案件については、入札説明の段階では応札業者以外に2者の参加があったが、「開札日から納品時期までにパソコンを40台揃えられない。」旨の話があった。 もう少し早い時期に入札公告し、開札時期も早くすれば、複数の応札業者が見込めたのではと考えている。 今後、検討したい。 |
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e-Taxを普及させるための研修用パソコンのようだが、利用状況はどうなのか。 | 各税務署単位で研修を実施している。延べ約1,400人弱の納税者等がパソコンを利用しており、借上げ期間の稼働日数約60日で平均すると1日当たり23名が利用している。稼働率としては6割弱である。40台すべて使用した日もかなりあり、妥当な台数と考えている。 | |
来年度も同様の契約は予定されているのか。 | e-Taxの普及拡大のため、同様の契約はあると想定される。その際は、応札業者が1者とならないよう留意したい。 | |
案件4 | 「国有財産の鑑定評価及び地役権評価(意見価格)」 契約相手方:有限会社松村不動産鑑定所 契約金額:720,300円 契約締結日:平成20年7月25日 担当部局:四国財務局 |
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企画競争を含む随意契約の理由として、「個別的特性の強いもの等財務局等が認める場合」とあるが、具体的にはどういうことか。 | 本件の国有財産が、高知市の市街地にあり、面積も広大であること等の特性から、企画競争により適正な評価ができる者と随意契約をしたところである。 | |
応募業者は2者ということだが、審査方法や審査内容等は公開しているのか。 |
契約業者名や契約金額等は、ホームページ上で公開している。なお、具体的な審査方法や審査内容は公表していない。 |
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企画書の審査において、見積価格も評価の対象となっているのか。 | 価格については、100点満点の40点を占めており、一番低い見積金額の者を基準として配分している。 | |
予定価格と応募金額に大きな差があるが、要因は何か。 | 各者の割引が大きかったことが要因と考える。 | |
その他 | 抽出案件以外で、下記の案件について概要を説明した。 | |
契約件名:庁舎整備予定地の購入 契約相手方:香川県土地開発公社 契約金額:2,475,199,520円 契約締結日:平成20年8月8日 担当部局:四国財務局 |
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契約件名:今治税務署庁舎照明器具取替工事 契約相手方:三徳電機株式会社 契約金額:3,454,500円 契約締結日:平成20年7月7日 担当部局:高松国税局 |