盛川 千里(もりかわ ちさと)
盛岡税務署
徴収部門
税務職員/H21採用
私は、徴収部門に所属し、定められた期限までに納税されない方の納付相談や滞納整理を担当しています。
納税者の実情に応じて、完納になるにはどのような納付計画とすべきかを検討し、一方で、悪質な滞納者に対しては、捜索や財産の差押え等の滞納処分を執行し、滞納国税を徴収します。強い権限があるため、事前の調査や事実確認等をしっかりと行う必要があり、とても難しい仕事であると思うとともにやりがいも感じています。
人の話をよく聴くというのを心掛けています。
納税者の話に対して、同僚の話に対して、きちんと耳を傾けるというのはもちろんですが、上司と先輩の会話や後輩の会話などを聴き、考えることで、自分では思いつかなかった解決策を得たり、逆に疑問を発見したりと色々な発見があります。
また、私が新人の頃、周りの先輩方がきちんと聴いていてくれていたことで、納税者の方とのやり取りも安心して行えたので、後輩にも安心してもらえるようによく聴くことを心掛けています。
引っ越しや新しい環境に慣れることは大変ではありますが、その土地でしか体験できないことも多くあります。
食べ物やお酒などは土地によって様々なので、旅行で一時的に訪れるのとは違い、じっくり味わうことができます。特に、日本酒は各地に蔵があるため、転勤先でいろいろなお酒を知ることができるという楽しみがあります。
私は、各地を転勤してきた上司や先輩から色々な地域のお酒の話を聴いて、実際その土地で飲んでみて日本酒がおいしいと思うようになりました。
私が就職活動をしているときは、税金の知識に乏しく、採用されても仕事をしていけるか不安を抱えていました。
しかし、採用後の長期研修で民法や税法などの専門的な知識を学ぶことができ、また、税務署に配属された後も、仕事をする上で有用な知識を身に付けるための研修を受けることができます。
同じような不安を持つ方もいると思いますが、知識面のサポートはしっかりとしていますので、安心してこの職場に飛び込んできてください。