川村沙優里さん

プロフィール

川村 沙優里(かわむら さゆり)

釜石税務署
 法人課税部門

税務職員/H27採用

Q 現在の仕事について

 私は、会社の税務調査や窓口での申告相談等を担当しています。
 税務調査では、会社の経営者や税理士の方に事業内容をお聴きしながら、会社が提出した法人税や消費税の確定申告の内容に誤りがないかを帳簿等で確認しています。場合によっては、取引先の会社や金融機関にも足を運び、申告内容と一致しているかを確認することもあります。

Q 研修生活について

 私は、普通科研修という研修を1年間受講しました。これは税務署に配属される前に基礎的な税法の知識や、簿記会計学、民法、会社法等を学ぶ研修です。初めて学習する科目が多くて苦労しましたが、全寮制で同期と寮生活を行っていたため、同期同士で勉強を教え合うことで知識を習得することができました。
 また、休日には同期と交流を深め、研修を終えた今でも付き合いを続けています。この研修は知識だけでなく、大切な仲間を得られる研修です。

Q この仕事に向いていると感じた瞬間は

 税務職員には、様々な年代の会社経営者や個人事業主の方とお話をする機会があります。調査や申告相談をする際は、相手が話をしやすい雰囲気をつくることで信頼関係ができ、仕事を円滑に進めることができます。
 私は初対面の方とお話をすることが好きなので、緊張せずに話をできる点は税務職員に向いているのではないかと感じています。

皆さんへのメッセージ

 私は、様々な種類の公務員、民間企業の採用試験を受験しました。皆さんも職場がどういう雰囲気で、どんな先輩がいるかが分からない状態で受験するので、不安があることと思います。
 私が税務の職場に入って感じたことは、個々ではなく組織で調査等の職務をやり遂げようとする一体感があり、コミュニケーションが良く取れていて、雰囲気の良い結束力のある職場だということです。就職活動では最終的にどこの職場に就職するか悩みましたが、税務の職場を選んで良かったと思っています。