調査査察部査察部門 熊澤 佳那子
プロフィール
熊澤 佳那子（くまざわ かなこ）
仙台国税局
調査査察部査察部門
国税専門官／Ｈ28採用
Q 現在の仕事について
私が所属している調査査察部査察部門では、大口・悪質な脱税者に対して刑事責任を追求し、その一罰百戒の効果を通じて、適正・公平な課税の実現と申告納税制度の維持に資することを目的として仕事をしており、通称「マルサ」と呼ばれています。
査察調査は、脱税の情報収集に始まり、裁判所への強制調査の許可状の請求、事務所や居宅等の強制調査、証拠物件の差押え、質問調査等を経て、検察官へ告発するという流れで調査を進めていく仕事です。
Q 仕事のやりがい、達成感について
国税職員として働いていく中では、多種多様な職種の納税者と接する機会がありました。
それぞれに異なる納税者と対応することで、様々な価値観に触れることができ、それにより自分自身の視野が広くなり、国税職員としてだけでなく、一人の人間としての成長を感じられるところにやりがいを感じます。
Q 今後の抱負は
私の仕事は、各種データの収集・分析を行うことで脱税をしていると思われる者を見つけ出すことですが、まだまだ勉強の日々です。
周りの上司・先輩の方々のような一人前の査察官になれるように、日々学ぶことを忘れず、また、日常の生活の中での情報収集を心掛けて、「不正を許さない」という信念の下、適正・公平な課税の実現に近づけていきたいです。
皆さんへのメッセージ
国税の職場は、税法のほか各法律の知識を必要としますが、研修制度も充実しており、正義感と使命感を持って臨める非常にやりがいのある職場だと思います。
また、ワークライフバランス推進についても力を入れており、女性職員はもちろん、男性職員も育児休暇等を多く取得しています。
「税」について少しでも興味のある方、長く働き続けたい方は、是非、国税職員の採用試験に挑戦してみてください。
