辰巳 真広(たつみ まひろ)
大船渡税務署
総務課(徴収担当)
国税専門官/H28採用
総務課の徴収担当として、国税を決められた期限までに納付することが困難な納税者の納付相談に応じています。電話や面接によって納付を促すとともに、納税者の方々の事業の状況、生活の状況をよく聞き、それぞれの状況に即した納付の方法を考えます。
再三にわたる納付催告に応じない納税者には、時に財産の差押えを行い、強制的に国税を徴収することとなります。
転勤すると、新たな環境に身を置くことになります。地域によって産業も多種多様であるため、全ての事業者の情報が集まる税務署で働いていると、地域の特色を肌で感じることが多いです。
転勤があるたびに新鮮な気持ちで仕事ができるのは、長く仕事を続ける上で利点だと思います。
また、私は食べることが好きなので、それぞれの勤務地で名店を発見して回り、各地のおいしいものを食べ尽くすのが楽しみの一つとなっています。
多種多様な納税者の話を理解するために、それぞれの業種の概要や各種取引に係る法律的根拠など、勉強しなければならないことは たくさんありますが、この仕事でなければ知り得なかったであろう世の中の仕組みを知る機会があると感じています。
私は好奇心が強いので、これをチャンスだと捉えて、税金関係以外の分野の法律も勉強してみたいと思います。その知識を徴収事務に生かせれば、仕事がもっと楽しくなると考えています。
感染症や災害等の国を挙げての対策が必要な事象が連続して起きているいま、税収を担う国税職員に求められる役割はますます大きくなっていると思います。
その役割を全うするには専門的な知識が必要となりますが、職場では手厚い研修が用意されているため、研修を通して必要な知識を身に付けることができます。
会計や税金に興味がある方は、国税職員を希望してみてはいかがでしょうか。