法人税の調査事績の概要

  • 平成29事務年度においては、大口・悪質な不正計算が想定される法人など調査必要度が高い法人3,733件(前年対比98.9%)について実地調査を実施しました。
  • このうち、法人税の非違があった法人は2,867件(同100.4%)、その申告漏れ所得金額は、約267億円(同125.4%)、追徴税額は約51億円(同114.0%)となっています。

(注) 平成29年7月1日から平成30年6月30日までに調査が終了した事績を集計したものです。

○ 法人税の実地調査の状況
事務年度等 28 29  
項目 前年対比
実地調査件数     %
3,774 3,733 98.9
非違があった件数     %
2,856 2,867 100.4
  うち不正計算があった件数     %
879 960 109.2
申告漏れ所得金額 百万円     %
21,303 26,707 125.4
  うち不正所得金額 百万円     %
10,194 12,877 126.3
調査による追徴税額 百万円     %
4,430 5,051 114.0
調査1件当たりの申告漏れ所得金額 千円     %
5,645 7,154 126.7
不正1件当たりの不正所得金額 千円     %
11,598 13,413 115.6
調査1件当たりの追徴税額 千円     %
1,174 1,353 115.2

(注) 調査による追徴税額には地方法人税及び加算税が含まれています。

法人消費税の調査事績の概要

  • 平成29事務年度においては、法人消費税について、法人税との同時調査等として、3,638件(前年対比100.1%)の実地調査を実施しました。
  • このうち、消費税の非違があった法人は2,138件(同100.0%)、その追徴税額は約40億円(同231.8%)となっています。
○ 法人消費税の実地調査の状況
事務年度等 28 29  
項目 前年対比
実地調査件数     %
3,634 3,638 100.1
非違があった件数     %
2,139 2,138 100.0
  うち不正計算があった件数     %
696 758 108.9
調査による追徴税額 百万円     %
1,739 4,031 231.8
  うち不正計算に係る追徴税額 百万円     %
909 1,144 125.9
調査1件当たりの追徴税額 千円     %
479 1,108 231.3
不正1件当たりの追徴税額 千円     %
1,306 1,509 115.5

(注) 調査による追徴税額には地方消費税(譲渡割額)及び加算税が含まれています。