【事案1】
契約件名 |
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幸町住宅(501棟ほか1棟)屋根改修工事 |
契約相手方 |
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株式会社三栄工業
(法人番号6430001049970)
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契約金額 |
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22,647,600円 |
契約締結日 |
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平成29年8月29日 |
担当部局 |
: |
北海道財務局 |
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低落札率となった理由は。 |
近年札幌の業者に価格競争で負けることが多く、今回の工事は地元小樽市内のため是非とも落札したかったこと、仮設足場、トラックを自社で保有しており、レンタル費用を抑えることが出来ること、既に受注済みの工事で利益確保が出来ていたため、受注工事量の確保を優先したこと、が要因である。 |
低入札価格調査について、当局と業者の積算内容を比較できるような資料を提出してもらっているのか。 |
その通りである。 |
業者の応札価格が予定価格に対して、1者を除き全体的に低めであるが、要因として考えられることはないか。 |
落札者以外からはヒアリングを実施していないものの、積算にあたっては、当該工事場所は海が近いうえに、工期内に台風シーズンを含んでいることから、工期にやや余裕を持たせていたので、この点で応札者との考えに相違が生じた可能性があると考えられる。 |
低価格で落札されたことにより、求めたとおりの施工がなされたのか。 |
本件工事は、平成29年12月22日に完了、竣工検査は、12月27日に実施しており、特段問題は生じていません。 |
【事案2】
契約件名 |
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財務局災害時安否確認サービス提供業務 |
契約相手方 |
: |
セコムトラストシステムズ株式会社
(法人番号4011001040781)
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契約金額 |
: |
6,811,776円 |
契約締結日 |
: |
平成29年8月10日 |
担当部局 |
: |
北海道財務局 |
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災害時安否確認サービス提供業務とはどの様な業務か。 |
事前に指定した地域において、設定した震度以上の地震が発生した場合、システムから職員に自動でメール等が送信され、職員が当該メールに返信することによって速やかに職員の安否を確認できるシステムである。 |
低落札率となった理由は。 |
当該サービスは、落札業者が独自開発しており、導入当初に大きなシステム投資を要し、以降、メンテナンス等による費用が発生するものの、少額の費用で継続可能なサービスとなっているため、顧客数の増加に伴い、基本的に利益の増加を期待できる。また、今回の案件は職員数が6,200人と規模が大きいこと、他社との競争の観点から落札する必要があったこと、が要因である。 |
予定価格の算定方法は。また、応札額と積算額との差はなにか。 |
業者からの見積価格を積算額のベースとしている。
応札額と積算額の差は、初期費用の有無と職員1人当たりの単価の違いが要因である。 |
見積価格を徴求した業者は何者か。また、今回応札した業者は見積価格を徴求した業者か。 |
見積価格を徴求した業者は2者となっており、2者とも今回の入札に参加している。 |
以前から同様のシステムを契約していたということであるが、従前の契約と仕様を大きく変更している点はあるか。 |
従前の仕様から大きく変更しているような点はない。 |
公告の周知方法はどのようにしているのか。 |
北海道財務局のホームページに掲載しており、税関、国税局などの調達情報ともリンクを貼るなどして、広く周知している。 |
【事案3】
契約件名 |
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エネルギー分散型蛍光X線分析装置等購入契約 |
契約相手方 |
: |
早坂理工株式会社第一営業部函館出張所
(法人番号7430001013620)
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契約金額 |
: |
11,340,000円 |
契約締結日 |
: |
平成29年12月19日 |
担当部局 |
: |
函館税関 |
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入札回数2回で高落札率という開札結果だったが、予定価格の算出方法について伺いたい。 |
当該分析機器を扱っている販売店2者からヒアリングして、予定価格の積算を行った。 |
ヒアリングを2者以上行わなかったのは何か理由があるのか。 |
分析機器で使用者は限定されるかもしれないが、市販品であり、2者からのヒアリングで価格差があまりなかったためである。 |
市販品ということであればもう少し入札者があっても良いと思うが、一者応札となった要因について伺いたい。 |
ホームページに掲載し、広く入札公告を行っており、販売店が複数者いるのは把握していたため、もう少し入札があると予想していたが、結果的に1者となってしまった。 |
【事案4】
契約件名 |
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カラーレーザープリンタほかの購入 |
契約相手方 |
: |
大丸株式会社
(法人番号5430001009629)
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契約金額 |
: |
15,501,348円 |
契約締結日 |
: |
平成29年10月12日 |
担当部局 |
: |
札幌国税局 |
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プリンタと合わせてトナーカートリッジを購入しているが、必ず購入しなければならないものか。 |
平成30年3月末までに使用する見込みの予備のトナーカートリッジを購入したもので、必ず購入しなければならないものではない。 |
翌年度以降のトナーカートリッジはどのように購入するのか。 |
翌年度以降は入札を実施し、単価契約により購入している。 |
トナーカートリッジの単価契約は、今回のプリンタの購入先と同じ業者と締結しているのか。 |
他メーカーのプリンタのトナーカートリッジと合わせて、別途入札を行った結果、同じ業者と契約を締結している。 |
保守契約は締結しているのか。 |
保守契約は締結しておらず、修理が必要な場合にはその都度購入先業者に依頼している。 |
プリンタの更新の頻度は何年か。 |
最低でも5年間は使用するが、6年目以降も修理しながら使用しているものもある。
故障や修理が増え、調子が悪いプリンタを優先して更新している。 |
競争性を高めるため、入札に参加しなかった業者にその理由をできるだけ確認し、次回の入札において対応を検討してもらいたい。 |
入札に参加しなかった4業者から、「納品までの期間が短い。」などの意見があったことから、次回の入札の際は、納品までの期間に余裕を持たせるよう対応したい。 |