開催日及び場所 | 平成28年9月27日(火)札幌第2合同庁舎 札幌中税務署 会議室 | |||
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委員 | 委員長 | 池田 茂(池田茂法律事務所・弁護士) | ||
委員 | 石若 保志(新日本有限責任監査法人・公認会計士) | |||
委員 | 岸本 太樹(北海道大学大学院法学研究科・教授) | |||
審議対象期間 | 平成28年4月1日(金)から平成28年6月30日(木) | |||
契約の現状の説明 | 審議対象期間の契約一覧について(別紙参照) | |||
抽出案件 | 4件 | (備考) | ||
競争入札(公共工事) | 1件 | 契約件名 | : | 平成28年度札幌地区合同宿舎風呂釜・浴槽取替工事(単価契約) |
契約相手方 | : | 株式会社親星コスモ (法人番号8430001007365) |
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契約金額 | : | 16,686,000円 | ||
契約締結日 | : | 平成28年4月1日 | ||
担当部局 | : | 北海道財務局 | ||
随意契約(公共工事) | -件 | |||
競争入札(物品役務等) | 3件 | 契約件名 | : | 乃木町住宅昇降機保守点検業務 |
契約相手方 | : | 株式会社エミック (法人番号8430001008875) |
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契約金額 | : | 2,980,800円 | ||
契約締結日 | : | 平成28年4月1日 | ||
担当部局 | : | 北海道財務局 | ||
契約件名 | : | 埠頭監視カメラシステム一式の賃貸借契約 | ||
契約相手方 | : | NECネクサソリューションズ株式会社 (法人番号7010401022924) 株式会社JECC (法人番号2010001033475) |
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契約金額 | : | 157,680,000円 | ||
契約締結日 | : | 平成28年6月28日 | ||
担当部局 | : | 函館税関 | ||
契約件名 | : | 自動車用ガソリン等の購入 | ||
契約相手方 | : | 株式会社東日本宇佐美北海道支店 (法人番号6010601030604) |
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契約金額 | : | 18,092,032円 | ||
契約締結日 | : | 平成28年4月1日 | ||
担当部局 | : | 札幌国税局 | ||
随意契約(物品役務等) | -件 | |||
応札(応募)業者数1者関連 | 3件 | 契約件名 | : | 平成28年度札幌地区合同宿舎風呂釜・浴槽取替工事(単価契約) |
契約件名 | : | 埠頭監視カメラシステム一式の賃貸借契約 | ||
契約件名 | : | 自動車用ガソリン等の購入 | ||
委員からの意見・質問、 それに対する回答 | 別紙のとおり | |||
委員会による意見の具申 | なし |
意見・質問 | 回答 | |||||||||||||||
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【事案1】
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高落札率及び1者応札となった理由は。 |
当該契約は、迅速な対応を求めており、風呂釜・浴槽の故障発生に備えて待機が必要であるが、予定工事量が少なく採算が取りにくいこと。 また、故障が多いのは40年代以降に建築された宿舎に設置されている古い風呂釜で、対応可能な職人も少なくなってきていることなどが理由であると考えている。 |
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予定価格の妥当性について説明願いたい。 |
当局の積算は、資材単価、人件費については刊行物によるほか、業者から見積等を徴求のうえ作成しており、妥当なものと考えている。 なお、工事実施前の調査・確認作業にかかるコスト等については、調査・検討し適切に対応していきたいと考えている。 |
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【事案2】
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低落札率となった理由は。 |
昇降機保守点検業務については、独立系業者が受注を増やしており、メーカー系業者がこれを取り返すべく競争が激化していること。 また、当該契約は、経年劣化した部品の交換を含むフルメンテナンス契約であり、業務対象である乃木町住宅の昇降機は前年(平成27年度)に改修工事を終えたばかりで部品交換の頻度が低いと入札者が推定したことなどから、低落札率となったものと考えている。 |
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製造元ではない業者に保守点検を任せて大丈夫なのか。 | 当該契約は、国家資格を有する者が国土交通省所管の法令等に従い安全・確実に施工することとなっており、保守点検業務の内容に問題はない。 | |||||||||||||||
予定価格の妥当性について説明願いたい。 |
当局の積算は、前回の入札結果及び業者からの見積価格を基に作成しており、妥当なものと考えている。 なお、今回の入札結果を踏まえ、今後も業界の状況等を勘案して適切に対応していきたいと考えている。 |
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【事案3】
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入札を7回繰り返し行っているが、何かいい方法はないのか。 | 取扱業者が少ない中、予定価格に近い金額で入札していること、入札の意思が確認できたことから実施したものであり、結果として7回の入札となった。 | |||||||||||||||
本件のように入札を7回繰り返すようなことは多いのか。 | 入札を7回も繰り返すことは殆ど無いものの、複数回繰り返すことはある。 | |||||||||||||||
入札に参加しなかった業者から、事情は聴いているのか。 | 仕様を満たすことが困難とのことである。 | |||||||||||||||
【事案4】
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予定価格について、通常はその基礎となる金額に消費税分の1.08を乗じた金額になるところ、本件がそうならない理由は何か。 | 本契約には軽油の購入も含んでいることから、予定価格には消費税のほか、軽油に係る軽油引取税を含めて算出した金額となっているためである。 | |||||||||||||||
予定数量について、昨年と比較したところ、ハイオクガソリンが減少し、軽油が増加している理由は何か。 | ハイオクガソリンについては、これを使用する車両が2台から1台に減少したためであり、また、軽油については、これを使用するレンタカーの台数が増加したためである。 | |||||||||||||||
予定価格について、算定の基礎となるものは何か。 | 予定価格については、経済産業省資源エネルギー庁が毎週公表している給油所小売価格週次調査額の北海道平均価格に、過去の調達実績を加味して算出している。 | |||||||||||||||
昨今、給油場所の閉鎖について見受けられるが、応札者の変動等、この業界において感じられていることはあるか。 |
資源エネルギー庁の調査によると、給油場所は減少傾向にあるが、それでも給油場所が最も多い地域は北海道となっている。 様々な要因により、価格の下落が進んでいる状況であるため、収益確保は難しいものと思われる。 |