開催日及び場所 平成26年9月9日(火)札幌第2合同庁舎 札幌国税局 第一会議室
委員
  • 委員長 池田 清治(北海道大学大学院法学研究科・教授)
  • 委員 池田 茂とく(池田茂とく法律事務所・弁護士)
  • 委員 石若 保志(新日本有限責任監査法人・公認会計士)
審議対象期間 平成26年4月1日(火) 〜 平成26年6月30日(月)
契約の現状の説明 審議対象期間の契約一覧について(別紙参照)
抽出案件 4件 (備考)
競争入札(公共工事) 1件
  • 契約件名:国有財産測量業務(紋別市潮見町1-15-4ほか)4工区
  • 契約相手方:土地家屋調査士島田昭三事務所 所長島田昭三
  • 契約金額:2,268,000円
  • 契約締結日:平成26年6月27日
  • 担当部局:北海道財務局
随意契約(公共工事) −件  
競争入札(物品役務等) 2件
  • 契約件名:普通財産の管理処分等業務に係る業務委託(本局・小樽地区)
  • 契約相手方:株式会社キタデン
  • 契約金額:66,710,293円
  • 契約締結日:平成26年4月1日
  • 担当部局:北海道財務局
  • 契約件名:通関事務総合データ通信システム(税関LAN)運用支援委託契約
  • 契約相手方:株式会社エスエスイー札幌事務所
  • 契約金額:5,533,920円
  • 契約締結日:平成26年4月1日
  • 担当部局:函館税関
随意契約(物品役務等) 1件
  • 契約件名:ETCカード利用契約
  • 契約相手方:トヨタファイナンス株式会社
  • 契約金額:年会費及びカード発行手数料 無料
  • 債権 有料道路事業者へ立替払いをした金額
  • 契約締結日:平成26年4月1日
  • 担当部局:札幌国税局
応札(応募)業者数1者関連 3件
  • 契約件名:普通財産の管理処分等業務に係る業務委託(本局・小樽地区)
    通関事務総合データ通信システム(税関LAN)運用支援委託契約
    ETCカード利用契約
委員からの意見・質問、
それに対する回答
  別紙のとおり
委員会による意見の具申   なし
意見・質問 回答

【事案1】

  • 契約件名:国有財産測量業務(紋別市潮見町1-15-4ほか)4工区
  • 契約相手方:土地家屋調査士島田昭三事務所 所長島田昭三
  • 契約金額:2,268,000円
  • 契約締結日:平成26年6月27日
  • 担当部局:北海道財務局
 
 低入札価格となった理由を把握しているか。  業者の保有する測量成果で当該案件に活用可能なデータが含まれていたことにより、入札価格が抑制されたものと思われる。
 競争参加資格である「B」、「C」等級は、何者くらいになるのか。  北見地区では、B等級4者、C等級7者合わせて11者が対象になっている。

【事案2】

  • 契約件名:普通財産の管理処分等業務に係る業務委託(本局・小樽地区)
  • 契約相手方:株式会社キタデン
  • 契約金額:66,710,293円
  • 契約締結日:平成26年4月1日
  • 担当部局:北海道財務局
 
 1者応札となった理由を把握しているか。  入札説明書配付時は3者の受付けがあったが、応札時は1者のみであった。
 未応札の2者に状況確認したところ、業務内容が複雑・多岐にわたり履行困難であるなどの理由から入札に参加していない。
 高落札率となった理由を把握しているか。  落札状況としては、落札業者が前年度まで受注していた業者であり過去から培った経験を生かしたことなどから、結果的に高落札率となったものと思料する。
 総合評価方式により入札を実施した理由は何か。  当該業務の特殊性などから国が求める業務を履行されないおそれがあるため。

【事案3】

  • 契約件名:通関事務総合データ通信システム(税関LAN)運用支援委託契約
  • 契約相手方:株式会社エスエスイー札幌事務所
  • 契約金額:5,533,920円
  • 契約締結日:平成26年4月1日
  • 担当部局:函館税関
 
 入札説明には2者来たということであるが、1者が辞退して1者入札となった理由を伺いたい。  2者に入札説明を実施したが、辞退した1者については、「前年度の契約金額から落札が難しいと判断した。」と聞いている。
 本落札者は何年か続けて落札しているのか。  平成23年度から続けて落札している。

【事案4】

  • 契約件名:ETCカード利用契約
  • 契約相手方:トヨタファイナンス株式会社
  • 契約金額:年会費及びカード発行手数料 無料
    債権 有料道路事業者へ立替払いをした金額
  • 契約締結日:平成26年4月1日
  • 担当部局:札幌国税局
 
 ETCカード取扱業者は多数あるのに、何故随意契約に至ったのか。  透明性を確保する観点から公募の手続を行ったところ、申込者が1者であり他に業務を遂行できる者がいないため、随意契約を締結した。
 契約の条件として、レンタカーに使用できるものであること、ETCカードの発行手数料及び年会費を無料とすることとしたため、応募業者が1者となったと考えられる。
 東日本高速道路株式会社が発行するETCカードとトヨタファイナンス株式会社が発行するETCカードとの違いは何か。  東日本高速道路株式会社が発行するETCカードについては、あらかじめカードに登録された車両にしか使用できず、レンタカーで使用することができないが、トヨタファイナンス株式会社が発行するETCカードには登録車両の制約がない。また、東日本高速道路株式会社は、料金額に応じて大口・多頻度割引を受けることができるが、トヨタファイナンス株式会社は、レンタカーを使用する場合、同種の割引制度がない。