意見・質問 |
回答 |
【事案1】
契約件名 |
: |
幌北住宅(502棟)ほか1住宅給水設備改修工事 |
契約相手方 |
: |
株式会社明和設備工業 |
契約金額 |
: |
11,287,500円 |
契約締結日 |
: |
平成25年11月1日 |
担当部局 |
: |
北海道財務局 |
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屋内給水管の更新は、30年周期が通常なのか。 |
耐用年数は特別決まってはいない。更新工事が大掛かりなものになるので、使用可能なうちは使用している。今回は、赤水の発生等の入居者からの情報等をもとに更新をしている。 |
鉄製管からステンレス管に更新しているが、現在では一般的なのか。 |
鉄製の場合、錆により赤水等が発生しやすいので、現在は、内部を樹脂コーティングし、錆に強いステンレス管に更新するのが一般的である。 |
予定価格と落札価格がほぼ一致しているのは、入札参加者が予定価格を予想しやすかったからではないか。 |
今回の入札の前月に入札を実施し、不落になった経緯がある。 今回は1回目の不落後に最低入札金額を公表しており、落札者はそれを参考にして2回目入札金額を決定したことから、結果的に非常に高い落札率になったものと推測している。 |
予定価格は配管の腐食度合いとかによって変化するのか。 |
既設配管はコンクリート壁の中にあるので埋め殺しし、新たに室内に配管するので、配管の腐食度合いによって予定価格が変わることはない。 |
【事案2】
契約件名 |
: |
札幌第1合同庁舎の構内除雪及び排雪運搬業務単価契約 |
契約相手方 |
: |
株式会社横山造園 |
契約金額 |
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@10,547.25円/時間ほか |
契約締結日 |
: |
平成25年11月15日 |
担当部局 |
: |
北海道財務局 |
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代金の支払いは、月末精算となっているが最終的にこの応札価格になるかどうかは業務の状況次第ということか。 |
あくまでも発注は予定数量であり、実績額は降雪量や積雪の状況によってそれぞれの作業時間が変わることになるため、最終的に応札額を上回る場合も下回る場合もある。 |
1者入札は、初めてなのか、また、入札参加が少ない原因は何か推測されるようなことはあるか。 |
過去5年間は1者入札となっている。原因としては、除排雪業務は冬期間限定の非常に特殊な業務であり、いつ発生するか当日になってみなければわからないため、契約者は期間中、業務を行うための機材や人員を常に確保しておく必要があり、需要以上に供給がないのではないかと推測している。 |
この業務の単価は3年間の平均ということだが、その価格は実績の単価か、予定単価の平均か。 |
予定時間数は3年間の平均により算出しており、単価については、実績ではなく、毎年度それぞれの機材の使用単価を基に積算している。 |
1者入札で予定総額が徐々に上がっており、同じ業者が行うのであれば、長期契約を行うことも考えるべきではないか。 |
価格を抑えることと安定的な契約を確保することが必要であるが、一方で多くの業者に契約機会を与えることも必要であり、両方の調和を考えながら進めることにしている。 |
【事案3】
契約件名 |
: |
函館税関浮桟橋改造他工事契約一式 |
契約相手方 |
: |
有限会社半田造船鉄工所 |
契約金額 |
: |
30,450,000円 |
契約締結日 |
: |
平成25年12月17日 |
担当部局 |
: |
函館税関 |
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入札説明を受けた業者がもう1者いたということだが、等級と辞退した理由は何か。 |
等級は「D」である。
辞退理由を調査したところ、本工事の工期が受注済の工事と重なっており、改造工事に必要な上架施設等が塞がっているとのことであった。 |
競争参加資格である「C」、「D」等級は、何者くらいになるか。 |
契約内容が、函館港に係留されている浮桟橋の改造であるため、市内の造船所が対象になると考えられ、事前に市内の有参加資格者を調べたところ、「C」等級2者、「D」等級1者であった。 |
競争参加資格者を函館市内に特定した理由は何か。 |
入札の参加条件として、函館市内の業者のみを限定したものではない。
工事の性格上、浮桟橋を曳き船で造船所まで運び、改造後にまた係留場所に戻す工程であることから、他の都市では実態的に難しいのではないかと想定しただけのことである。 |
【事案4】
契約件名 |
: |
「確定申告電話相談センター」電話応対等業務 |
契約相手方 |
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株式会社ベルシステム24 |
契約金額 |
: |
19,414,500円 |
契約締結日 |
: |
平成25年11月22日 |
担当部局 |
: |
札幌国税局 |
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応札業者3者のうち、1者の入札金額が、ほかの2業者の入札金額から乖離しているが、その理由は何か。 |
業者から、入札金額の詳細を聞いていないので理由は分からない。 |
昨年は、今回の落札業者と別な業者が落札しているが、一昨年以前は今回の落札業者が落札しているようである。どのような理由が考えられるか。 |
本件は、短期間において非常に多くの人員が必要となることから、人員を確保できる業者が少ないため、特定の業者となってしまうのではないかと考えている。 |
契約金額が減少傾向にあるようだが、従事日数は同じか。また、相談件数の傾向はどうか。 |
開設期間に変わりないが、契約金額が減少傾向にあるのは、1日当たり何件受けられるかといった効率性を見直し、1日当たりのオペレータの人員を年々減少させていることが要因である。また、相談件数であるが、確定申告電話相談センターについては減少傾向にあるが、常設している税務相談室については増加傾向にあり、全体の件数としては横ばいである。 |
全体的に難度の高い相談が増加しているということか。 |
必ずしもそうとは言えない。 |
オペレータの人員を年々減少させているとのことだが、その分、北海道以外の電話相談センターで相談を受けているということか。 |
当局の電話相談センター及び税務相談室で受けており、件数が減少しているわけではないため、時間を空けることなく受けなければならない状況になってきている。 |
本件は落札率が高いが、オペレータの日当に相場があり、入札金額に占めるオペレータの比重が高いほど、落札率は100%に近付くということか。 |
そのとおりである。 |
本件応札業者の中に国税OBはいるのか。 |
おりません。 |
電話対応のみの業務であれば、全国的にどの地域でも対応可能か。 |
そういうことになると思うが、これを集中させると、許容量の問題もあるので、これ以上規模を拡大するのは困難であると考えている。 |
入札に参加させる者は、北海道の業者に限定しているのか。 |
限定していない。 |