「仕次ぎ」は、泡盛古酒の伝統的かつ特徴的品質管理方法です。

貯蔵年数の長い古酒の一部を使用した際、貯蔵年数の短い古酒等を補填して、仕次古酒の品質を維持又は向上させます。この方法は、我が国においては唯一泡盛のみで実施されています。

しかしながら、この方法は、現在の泡盛製造者ではほとんど実施されておらず、専ら泡盛愛飲家、飲食店及び小売店等の消費者サイドを中心に実施されているため、その実態が十分に把握できていない現状があります。

泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクールについて

「仕次ぎ」の文化的価値を再認識すると共に、経験的・科学的に有効な仕次方法を多くの人に伝えるため、「泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクール」を実施しています。

仕次方法の実態及び仕次古酒の品質を把握するために平成30年1月から4月にかけて第1回目となる「泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクール」を関係機関と共催して実施しました。

  1. 第3回 泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクール
  2. 第2回 泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクール
  3. 第1回 泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクール

仕次の効用

泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクールの出品酒について、専門家による品質評価の結果を解析したところ、以下のような新たな知見が得られました。

概要「泡盛仕次の効用」(PDF/915KB)

結果のポイント

  • ・仕次ぎにより「バニラ」、「甘い香味」の特性が増強される
  • ・甕貯蔵により「刺激感」が低減される
  • ・甕貯蔵により「カラメル様」の特性が付与される

論文情報

論文名:仕次泡盛の香味特性の評価
著者:相澤常滋、宮本宗周
掲載誌:日本醸造学会誌(J. Brew. Soc. Japan. vol. 116, No. 7, p. 511〜520 (2021) )

仕次実態調査結果について

仕次の実態を把握するため、平成30年10月から令和元年11月にかけて主に沖縄県内の一般消費者を対象として仕次の認知度や実践等についての任意参加のアンケート調査を行い、結果について以下の「仕次実態調査結果概要」及び「仕次実態調査結果報告」のとおり取りまとめました。

「仕次実態調査結果概要」(PDF/312KB)

「仕次実態調査結果報告」(PDF/271KB)

仕次ぎのやり方について

リーフレット「目指せ!100年古酒!〜甕で育てる仕次方法〜」(PDF/296KB)

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