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泡盛古酒の香味特性
令和元年度泡盛鑑評会の出品酒について、専門家による品質評価の結果を解析したところ、以下のような新たな知見が得られました。
結果のポイント
- ・古酒は一般酒より
「ドライフルーツ」、「カラメル様」、「バニラ」、「甘い香味」の特性が高い
「キノコ様」の特性が低い
- ・「バニラ」「カラメル様」の特性の高さは貯蔵年数と比例していない
- ・「ドライフルーツ」の特性の高さは貯蔵年数とある程度比例している
- ・甕貯蔵された古酒の「カラメル様」特性が高い
- ・古酒と一般酒の「刺激感」の差は判定できず、貯蔵年数に応じた減少も見られない
論文情報
論文名:定量的記述分析法(QDA法)を用いた泡盛古酒及び新酒の香味特性の評価
著者:相澤常滋、宮本宗周
掲載誌:日本醸造学会誌(J. Brew. Soc. Japan. vol. 116, No. 7, p. 535〜541 (2021) )