※所属は、平成31年3月現在です。


佐々木 若菜

沖縄税務署 管理運営部門 財務事務官

佐々木 若菜

(平成23年度採用)

 私が勤務する管理運営部門では、税に関する一般的な相談や税金の納付などの窓口業務に加え、申告書の入力事務や税金の還付に関する内部事務を行っています。様々な税目に関する知識が必要であるため、日々自己研さんに励み、上司や先輩方のサポートを受け、日々仕事に取り組んでいます。

 税務職員を志望したのは、当時通っていた専門学校で、税務職員の先輩から話を聞いたことがきっかけです。税務の職場は研修が充実し、簿記や税法に関する専門知識を学ぶことができるほか、福利厚生の制度が充実していると聞き、結婚・出産後も安心して働ける職場に就きたいと考えていた私には魅力的な職場だと感じ、この職場を志望しました。

 国税の職場の魅力は、多くの女性職員が活躍している点です。私も出産後1年間育児休業を取得していたため、育児休業から復帰する際、仕事と家庭を上手く両立させることができるか不安でしたが、子育てを経験した職場の先輩方からアドバイスをいただきながら、毎日楽しく業務に取り組んでいます。

 国税の職場は、専門性の高い知識が必要とされ、困難にぶつかることもありますが、困ったときは、いつでも上司や先輩に相談できる環境が整っているので安心して働くことができます。また、窓口対応の際、納税者から「ありがとう」と言われたときは、この職場で働いて良かったと感じます。このやりがいのある職場で皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。


謝敷 智広

沖縄税務署 個人課税部門 財務事務官

謝敷 智広

(平成26年度採用)

 私は税務署の個人課税部門に勤務しています。幅広い業務がありますが、その中でも主に調査事務に従事しています。調査事務は納税者から提出された申告書の内容を、様々な観点から確認する業務です。
 実際に納税者の自宅や事業所へ赴き、事業内容や取引形態、帳簿書類を確認するほか、金融機関等への反面調査などを行っています。

 私が専門学校在学中に、税務職員の方からお話を伺う機会がありました。公務員はデスクワークのイメージがあったのですが、税務職員は出張も多く、いろいろな業種の方と接する機会があり、自らの成長につなげることができると伺い、興味を持ったのがきっかけです。

 税務調査を行う際には、調査への不安から納税者の方に、感情的な態度を取られたり、厳しい場面に遭遇することもありますが、粘り強く説明を行い納税者に正しい理解を得られたときは大きな達成感を感じます。

 私は採用前に簿記や法律の知識はありませんでしたが、採用後に行われる1年間の研修で基本的な知識を習得することができました。税務の仕事を不安に感じる方もいると思いますが、経験豊富な上司や先輩方に相談しやすい職場環境ですので、不安に感じる必要はありません。  税務の仕事を行う中で悪質な納税者と関わることもあるかと思いますが、正直者が損をすることのない適正公平な課税の実現を共に目指しましょう。


金城 吉也

宮古島税務署 調査部門 国税調査官

金城 吉也

(平成17年度採用)

 私は法人税や消費税などの申告に関する相談、申告内容を確認するための税務調査を行なっています。具体的には、税務署に提出された申告書と法人が保管している帳簿などの書類を照らし合わせ、正しい申告が行われているか調査しています。

 私は大学卒業後に就職する考えでしたが、高校二年生のときに税務職員採用試験があることを知り、税務職員について調べていくと、採用後の充実した研修制度や税法に基づいた職務内容など、専門性を生かす職業であることに魅力を感じ、挑戦しようと決めました。
 大学へ進学した友人たちよりも一足先に社会人となり、様々な経験をすることができたので、この選択は間違っていなかったと思います。

 国税の職場の魅力は、様々な企業の経営者の方々と接することができる点です。税務相談や税務調査の際には、企業の経営論や業界情勢、商品の開発秘話などを聴く機会があります。そのような体験を通じて人として多くのことが学べ、税の知識だけではなく自分自身を成長させることができます。

 私たちの職場は研修制度も充実しており、税法以外にも様々なことを学習できます。研修には全国各地から職員が集まって、一緒に受講する研修もあり、研修後においてもそのつながりは私の財産となっています。また、職場は時に厳しく、時に楽しく、とてもやりがいのある職場です。百聞は一見に如かず。是非一緒に働きましょう!


吉田 佳史

沖縄国税事務所 統括国税徴収官 国税徴収官

幸地 宏

(平成13年度採用)

 私は、沖縄国税事務所の統括国税徴収官に勤務しています。  統括国税徴収官は、滞納税金が高額な大口事案や悪質・処理困難事案、海外関連事案等を担当し、滞納者に対して厳正・的確な滞納処分を行っています。国税庁の任務でもある、適正かつ公平な徴収の実現を意識し、強い正義感を常に持ちながら日々の業務に取り組んでいます。
 また、任務を遂行するために、いろいろな徴収方途を模索しており、そのためには税法のみならず、多種多様な知識を必要としますので、自己研さんする毎日です。

 私が国税を志望して良かったと感じる点は、多くの研修や全国規模での打合せ、会議があり、その研修や会議等を通して、専門知識の習得や蓄積を行うことができます。また、全国各地の職員と交流する機会があり、喜びや悩みを分かち合える仲間を全国各地に作ることができます。

 また、税務の職場は、ワークライフバランスを大切にしており、仕事と家庭の両立支援制度についても、積極的に利用できる職場の雰囲気があるので、「働くときは働く、休むときは休む」といった、メリハリある社会人生活を送りたい方に、お勧めです。
 私は3人の幼い子を持つ父親で、子が幼少期特有な病気に罹患すると、学校若しくは保育園を休まなければなりませんので、必然と親も仕事を休むこととなりますが、私の職場では理解ある仲間が周囲にいることから、気兼ねなく休暇を取得することができます。また、職場の同僚が同様の理由により職場を休む場合は、みんなで仕事をカバーする協力態勢も整っているため、本当に働きがいのある職場だと実感しています。「いい仕事。その背景にはイイ私事!」を合言葉に仕事に取り組んでいます。

 是非、国税職員を目指しましょう!