※所属は、令和6年12月現在です。


仲島 優

名護税務署 個人課税部門 国税調査官

仲島 優

(平成31年度採用)

 私は名護税務署の個人課税部門に勤務しています。個人課税部門では所得税や消費税に関する確定申告等の税務相談や税務調査を行っています。税務調査では主に個人で事業を営む方の自宅等に行き、帳簿書類等の確認を行い、適正な申告かどうかを判断しています。専門的な知識が必要となるため、日々勉強しながら業務に取り組んでいます。

 国税の仕事は専門性が高く、法律の改正にも随時対応していく必要があるため、日々勉強が必要な仕事ですが、充実した研修制度があり、仕事を通じて様々な業種業界の方の話を聞けるので、自身の視野を広げることができます。

 国税の仕事は、所属する部門等のチームで問題解決に当たるので、臆することなく積極的に仕事に取り組むことができます。また、ワークライフバランスの制度が充実しているので、仕事と家庭の両方を大事にしたい方にお勧めです。


具志堅 俊昭

北那覇税務署 法人課税部門 国税調査官

具志堅 俊昭

(令和5年度採用)

 私は、北那覇税務署の法人課税部門で勤務しています。法人課税部門は、法人税、消費税及び源泉所得税等についての申告相談や指導、そして税務調査を行う部門です。
 税務調査では、提出された申告書の内容を確認するため、法人の事務所や代表者の自宅等に赴きます。調査先では代表者から会社の概況を聴くことから始まり、法人の帳簿類や申告書の基礎となった資料を実際に確認します。調査の中で必要と判断したら、調査先法人の取引先に赴いて、取引内容が正しいものかどうか確認することもあります。

 私が国税の職場を志望したのは、前職の先輩が国税の職場に採用されたのがきっかけです。それまでは、国税の存在は知っていても、その仕事内容等は全く知りませんでした。そこで先輩が転職したことをきっかけに情報収集を始めましたが、仕事内容の理解や試験対策を進めるに当たり、HPやネット上の情報だけでは不十分だったため、先に国税専門官になった先輩からも国税の職場の話を聞くことで、自分の中で理解が深まり、前向きに転職することができたと思います。
 国税の職場は、税法等の専門的知識を身に付けながら業務を行うため、日々成長することができる魅力的な仕事だと思い、この職場を志望しました。

 調査先で、申告誤り等を指摘したとき、経理担当者から、「正しい経理を教えてくれてありがとう」と感謝されることもあります。また、その他にも法人代表者からは、「調査の度に会社の経理が成長していくのを感じます」と言われたこともありました。正しく公平に申告させることが、国税ならではのやりがいの一つだと思います。
 また、国税の職場は休みが取りやすく、プライベートと仕事の両立が行いやすい点が、他の職場にはない魅力だと思います。自分で主体的に仕事の計画を立て、進めることができるため、非常に働きやすい職場だと感じています。

 社会人経験者として転職した当初、初めての税法に触れて、分からないことだらけでしたが、国税の職場は、研修制度が非常に充実しており、税法等の専門的知識を体系的に習得することできるので、心配は無用です。また、分からないことは「調べる、聞く、虎の巻を作る」等、自分なりの工夫することが大事だと感じました。
 国税の職場は、納税者や税理士等とのコミュニケーション力が必要とされることから、日々、「人間力」が鍛えられる実感があります。あなた自身が今まで身に付けてきたスキルを信じて仕事に取り組むことで、自ずとやりがいのある職場になると思いますので、是非一緒に働きましょう。