※所属は、平成31年3月現在です。


良 圭

沖縄国税事務所 調査課 国税調査官

良 圭

(平成29年度採用)

 私が勤務する沖縄国税事務所調査課では、原則として資本金5千万円以上のいわゆる「大法人」の申告に係る相談・指導・調査を行っています。
 法人税や消費税に関する幅広い専門的な知識に加えて、その業種動向などの背景も抑えておく必要がありますので、日々勉強しながら業務に取り組んでいます。

 私は県内金融機関で勤務後、国税庁経験者採用試験を受験し、沖縄国税事務所に採用されました。
 私が国税職員を志望したのは、「金融機関の業務経験を生かして国家財政を支える仕事をしてみたい」という純粋な興味からです。そのため、税務調査では申告が適正に行われているかを調べるだけでなく、調査法人が健全に発展するために金融知識を生かす観点も考慮して調査に臨んでいます。

 採用案内などでPRされている研修制度については、民間企業から転職した経験を踏まえても充実していると感じます。例えば、私は簿記や税務の専門的な知識はありませんでしたが、採用後に行われる基礎研修では、これらを幅広く学ぶ機会が用意されており大変心強かったです。
 また、この研修は全国各地の同期と受講でき、交流を図ることができます。

 国税組織は、業務を通して様々な業種や多種多様な人たちの内情を知りえる立場にあります。そのため、時には困難な場面に直面することもあると思いますが、自分が行動した分、成長を実感できる職場です。
 そのほか、仕事と家庭の両立支援制度についても、積極的に利用できる職場の雰囲気があるので、「働くときは働く、休むときは休む」といった、メリハリある社会人生活を送りたい方に、お勧めです。