平成29年分の相続税の申告状況について（熊本県）

平成30年12月
熊本国税局

平成29年中（平成29年1月1日～平成29年12月31日）に亡くなられた方から、相続や遺贈などにより財産を取得した方についての相続税の申告状況の概要は、次のとおりです。

1 被相続人数等

平成29年中に亡くなられた方は21,588人（平成28年21,379人）、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は858人（平成28年856人）で、課税割合は4.0％（平成28年4.0％）と前年並みとなっています。

課税価格は1,022億1,900万円（平成28年992億6,900万円）で、被相続人1人当たりでは1億1,913万6千円（平成28年1億1,596万8千円）となっています。

税額は102億2,800万円（平成28年85億200万円）で、被相続人1人当たりでは1,192万1千円（平成28年993万2千円）となっています。

相続財産の金額の構成比は、現金・預貯金等33.8％（平成28年31.3％）、土地32.2％（平成28年37.4％）、有価証券11.6％（平成28年11.1％）の順となっています。

（注）

1　平成28年分は、平成29年10月31日までに提出された申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。
2　平成29年分は、平成30年10月31日までに提出された申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。
3　「被相続人数（死亡者数）」は、厚生労働省政策統括官（統計・情報政策担当）「人口動態統計」による。
4　「課税価格」は、相続財産価額に相続時精算課税適用財産価額を加え、被相続人の債務・葬式費用を控除し、さらに相続開始前3年以内の被相続人から相続人等への生前贈与財産価額を加えたものである。
5　各年分とも、本書は相続税額のある申告書に係る計数を示し、外書は相続税額のない申告書に係る計数を示す。

被相続人数の推移

課税割合の推移

相続税の課税価格及び税額の推移

（注）

1　「課税価格」は、相続財産価額に相続時精算課税適用財産価額を加え、被相続人の債務・葬式費用を控除し、相続開始前3年以内の被相続人から相続人等への生前贈与財産価額を加えたものである。
2　上記の計数は、相続税額のある申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。

項目年分	土地	家屋	有価証券	現金・預貯金等	その他	合計
	百万円	百万円	百万円	百万円	百万円	百万円
平成20年	32,631	4,207	6,811	14,209	8,735	66,593
21	27,207	4,510	5,054	13,441	8,978	59,190
22	30,254	5,288	7,737	18,062	10,627	71,968
23	25,406	4,854	7,844	17,635	9,585	65,324
24	28,765	4,434	7,234	21,305	11,033	72,771
25	32,908	4,735	8,171	20,143	9,311	75,268
26	26,071	5,702	15,893	20,435	11,254	79,355
27	29,722	5,708	10,992	25,579	11,695	83,696
28	39,606	6,868	11,805	33,186	14,414	105,879
29	35,062	7,140	12,691	36,882	17,186	108,961

（注）上記の計数は、相続税額のある申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。

相続財産の金額の構成比の推移

（注）上記の計数は、相続税額のある申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。