開催日及び場所 | 平成27年10月19日(月) 広島合同庁舎1号館会議室 | |
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委員 | 委員 田邊 尚 (田邊尚法律事務所 弁護士) | |
委員 二村 博司 (広島大学大学院社会科学研究科 教授) | ||
委員 山田 希恵 (山田総合会計事務所 公認会計士) | ||
審議対象期間 | 平成27年4月1日(水)から平成27年6月30日(火)まで | |
契約の概要説明 | 審議対象期間における契約案件の概要 | |
抽出事案 | 4件 | (備考) |
競争入札(公共工事) | 1件 |
契約件名
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(H27)合同宿舎五日市住宅ほか外構改修工事契約相手方 契約金額 契約締結日 担当部局 : 株式会社 増岡組 広島本店 : 90,180,000円 : 平成27年4月30日 : 中国財務局 |
競争入札(物品役務等) | 1件 |
契約件名
:
平成27年度中国財務局電話交換業務(請負)契約相手方 契約金額 契約締結日 担当部局 : 株式会社 ブレイズプランニング : 3,391,502円 : 平成27年4月1日 : 中国財務局 |
随意契約(公共工事) | 1件 | 契約件名
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広島南税務署庁舎模様替工事契約相手方 契約金額 契約締結日 担当部局 : 有限会社 金本建築事務所 : 10,751,400円 : 平成27年5月26日 : 広島国税局 |
競争入札(物品役務等) | 1件 |
契約件名
: 局システムの運用等に関する委託業務
契約相手方 契約金額 契約締結日 担当部局 : 株式会社 クラスイット : 17,496,000円 : 平成27年4月1日 : 広島国税局 |
委員からの意見・質問、それに対する回答等 | 下記のとおり | |
委員会による意見の具申又は勧告の内容 | なし |
意見・質問 | 回答 |
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【抽出事案の説明及び審議】 | |
1 (H27)合同宿舎五日市住宅ほか外構改修工事 |
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予定価格が高額となった理由は何か。 |
広島市と呉市に所在する公務員宿舎について、在置宿舎と廃止宿舎に分割することとなった。 そのため、ネットフェンスや駐車場・自転車置場の新設のほか、廃止宿舎のうち2棟の建物解体、給水・排水管等の敷設替など工事内容が多岐にわたっていること、解体建物が鉄筋コンクリート造の4階建、5階建であるなど工事数量も多いことから高額となったものである。 |
異なる市に所在する公務員宿舎の工事を併せて1契約とした理由は何か。 |
近接都市に所在していること及び工事の内容が同一であることから、1契約とした。 予定価格の算定では、一般的に工事費用が高額なほど経費率が低くなることから、別々に契約するよりもまとめた方が経費面で安価になると判断したものである。 |
2
平成27年度中国財務局電話交換業務(請負) |
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1者応札となっている理由は何か。 |
中国財務局のホームページ等に掲載している前年度までの契約金額の水準では利益が確保できないことを主な理由として入札参加する者がなく、結果的に前年度の契約業者による1者応札となったと考えられる。 |
3 広島南税務署庁舎模様替工事 |
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随意契約となった理由及び随意契約に至るまでの経緯は何か。 |
3度目の入札を経ても落札されなかったことから入札を打ち切り、随意契約の手続きを開始したところ、最終入札者の見積価格が予定価格を下回ったので契約を締結したものである。 |
4 局システムの運用等に関する委託業務
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落札率が高い理由は何か。 |
本事案の業務は役務提供のみであり、また、作業人員及び従事時間数は仕様書に明記していることから、予定価格積算の要素が従事時間単価しかなく、当局と落札者の単価設定が非常に近接していたことが要因ではないかと分析している。 |
類似する事案(Webアプリケーション改修業務)との一括発注により調達コストの適正化を図ることはできなかったのか。 |
発注内容に質的な相違があり、業務を兼務するといった合理化を図ることができないため一括発注のメリットは期待できない。 一方、一括発注とした場合は入札参加者の確保が困難となる可能性が高かったことから、競争性を確保するため各々で入札することとしたものである。 いずれの事案も2者応札となっており、一定の競争性は確保できたものと考えている。 |