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- 第1回 国税審査分科会 議事要旨
1. 日時
平成13年11月19日(月) 15時00分〜16時22分
2. 場所
国税庁第一会議室
3. 議題
- (1) 不服申立ての状況
- (2) 最近における審査請求事件の動向等について
- (3) その他
- ・ 国税庁の実績の評価について
- ・ 情報公開への対応について
- ・ 事前照会に対する文書回答について
4. 議事経過
事務局から、各議題について説明があり、概ね以下のような質疑応答があった。
- (1) 最近における審査請求事件の動向等に関して
- ○ 在日外国公館に勤務する人についての審査請求事案では、税務調査について在日外国公館からの協力が得られたのか。
- → 在日外国公館からは、実務上の一般的な協力と思う。
- ○ 同様の課税処分についての審査請求の件数は多いのか。
- → 一人の納税者の一つの税目の一年分を一件と数えると、100件以上になる。
- (2) 国税庁の実績の評価に関して
- ○ 実績評価に関し、目標の達成度合いが低いものについては、改善していくのか。
- → 本年7月から来年6月までの1年間について全体の実績の評価を行い、その結果を来年9月に財務大臣が国民に向けて公表することになっている。目標の中で、達成度合いの低いものに関しては、見直して、更に努力することになる。なお、目標の設定についても、絶えず見直していく必要があると考えている。
- (3) 情報公開への対応に関して
- ○ 国税庁に対する情報公開の開示請求が多い原因は何か。
- → 所得税法等で規定された公示関係の請求件数が多く、例えば、所得税の公示関係の件数は、全体(約9,600件)のうち3,358件ある。
- ○ 不開示としたものは、具体的にどのような内容か。
- → 個人情報や調査の手法などに関わるものは、不開示としている。
- (4) 事前照会に対する文書回答に関して
- ○ 文書回答について、国税庁のホームページに照会して、ホームページで回答するということはできないのか。
- → 文書回答は、具体的な事例に関する税の取扱いの照会であり、事実確認のため別途書類の提出や説明を受ける必要もあることから、ホームページでの対応は困難である。
(注) ○は委員の質問であり、→は事務局の回答である。