1 日時

令和4年11月18日(金) 14時30分〜15時27分

2 場所

国税庁第一会議室

3 出席者

  • 【委員】
    • 山田会長、佐藤会長代理、秋葉委員、遠藤委員、大倉委員、小川委員、鹿取委員、川北委員、河村委員、木村委員、神津委員、小関委員、手島委員、土居委員、中空委員、吉村委員

  • 【事務局】
    • (国税庁)
      • 阪田長官、星屋次長、中村審議官、植松審議官、堀内課税部長、永田徴収部長、木村調査査察部長、杉山総務課長、郷人事課長、田島企画課長、中田酒税課長、鈴木国税企画官

    • (国税不服審判所)
      • 伊藤所長、牧田次長

4 議題

  1. (1) 長官挨拶
  2. (2) 国税審議会各分科会の最近の活動状況
  3. (3) 税務行政の現状と課題
  4. (4) 国税審議会議事規則及び税理士分科会議事規則の改正
     (税理士法改正に伴う改正)
  5. (5) 税理士試験における試験問題誤り

5 議事経過

  1. (1) 国税庁長官から挨拶があった。
  2. (2) 山田国税審議会会長から分科会の最近の活動状況について報告があった。
  3. (3) 事務局から、「税務行政の現状と課題」について説明があり、主な質疑応答は以下のとおりであった(○は委員の意見又は質問であり、→は事務局の回答である。)。

  4. ○ インボイス制度については、特に小規模な事業者には認知されていないのが実情だと思うので、周知広報を実施してほしい。
    → 事業者団体の協力も得ながら、関係省庁と緊密に連携の上、より幅広く事業者の目に触れるよう周知広報を徹底してまいりたい。
  5. 〇 国税庁と他の組織との連携も重要。例えば、デジタル・トランスフォーメーションについては地方税当局、消費税の不正還付については税関とどのように連携しているのか。
    → 国と地方のデータ連携については、順次拡大をしているところであり、令和8年に導入予定の次世代システムも踏まえ、より一層の連携に向けて検討してまいりたい。
    → 消費税の不正還付については、関税局とも常日頃から意見交換を行っているところであり、引き続き、税関との連携を強化して取り組んでまいりたい。
  6. ○ インボイス制度の導入に当たっては、事業者によっては還付を受けられることもあり、これを機に消費税の仕組みを良く知ってもらい、デジタル化が進むとよい。
    → 免税事業者に対しては、消費税の基礎から分かるような説明会を対面やオンライン形式で実施しているところであり、引き続き、消費税の仕組みを確実に理解して貰えるように取り組んでまいりたい。
  7. (4) 事務局から、「国税審議会議事規則及び税理士分科会議事規則の改正」の説明があり、国税審議会議事規則及び税理士分科会議事規則について審議の上、原案どおり決定された。
  8. (5) 事務局から、「税理士試験における試験問題誤り」の説明があり、山田会長から事務局に対して、再発防止に向けた取組を徹底するよう求めた。

(以上)