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- 国税審議会酒類分科会議事要旨
1.日時
平成20年3月11日(火) 13:00〜14:40
2.場所
国税庁第二会議室
3.出席者
- (委員)
- 飯村委員、潮田委員、尾原委員、金子委員、津委員、小林委員、辰馬委員、藤田委員、水野委員(敬称略)
- (国税庁)
- 西村審議官、小部酒税課長、井本鑑定企画官、吉田酒税企画官、永田酒税課補佐、松丸鑑定企画官補佐、櫨田酒税課補佐、笠酒税課企画専門官
4.議題
- (1) 酒類における有機等の表示基準を定める件の一部改正について
- (2) 地球温暖化対策に係るビール製造業の自主行動計画について
5.議事経過
- (1) 「酒類における有機等の表示基準を定める件の一部改正について」に関して、パブリックコメント実施後の修正案について審議の上、修正案を了承した。
- (2) 「地球温暖化対策に係るビール製造業の自主行動計画について」に関して、事務局から今回のフォローアップの背景等について説明後、ビール酒造組合からビール製造業の自主行動計画及びこれまでの取組状況について説明し、引き続き質疑応答が行われた。
6.主な意見等
- (1) 酒類における有機等の表示基準を定める件の一部改正について
- ○ 経過措置については、製造者と消費者双方の利益を考慮し設定すべきと考えるが、混乱が生じないようにすべき。
- (2) 地球温暖化対策に係るビール製造業の自主行動計画について
- ○ ビール酒造組合に加盟していない地ビールメーカーのビール全体に占める製造数量の割合はどれくらいか。それらの温暖化対策についてビール酒造組合は何らかの働きかけや支援を行っているのか。
- ○ 中環審・産構審の合同審議の場においては、産業界からは乾いた雑巾を絞るようなものとの話を聞くが、今後の取組みとしてどのような可能性が残されているのか。
- ○ 設備投資に係るCO2排出量は、どのように算定されているのか。
- ○ ビール業界の努力に敬意を払いたいが、経団連の業種別CO2排出量合計の0.1%相当というビール業界分を24%削減するために800億円使うことについては、もっと別のことに使うべきではないかとの印象を持った。
- ○ ビール業界については、2006年度に既に基準年度比24.4%の大幅な削減を達成し、その努力には敬意を表するが、日本全体の動向、バランスを考慮しつつ、引き続き努力を惜しまないで欲しい。