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6. 平成27事務年度における法人税等の課税事績について（熊本県）

1　法人税の申告事績の概要（熊本県）

申告所得金額、申告税額は、いずれも前年より減少

○ 平成27事務年度における熊本県内の法人税の申告件数は34,214件で、その申告所得金額の総額は1,835億円、申告税額の総額は384億円と、前年度に比べ、申告所得金額が115億円（5.9％減）、申告税額が41億円（9.6％減）減少した。

○ 申告所得金額は、過去10年間では4番目の値で、申告税額は、過去10年間では8番目の値である。

（注） 平成27年4月1日から平成28年3月31日までに終了した事業年度に係る申告について、平成28年7月末までに申告があったものを集計している。

黒字申告割合は31.3％と、5年連続で上昇

○ 黒字申告割合は31.3％と、前年度に比べ、1.3ポイント増加した。

○ 黒字申告割合は、過去10年間では3番目の値である。

2　法人税等の調査事績の概要

法人税の申告漏れ所得金額の総額は45億7,200万円
追徴税額は10億4,600万円

○ 大口・悪質な不正計算が想定される法人など調査必要度が高い法人981件（前年対比86.9％）について実地調査を実施した。

○ 法人税について非違があった法人は676件（実地調査件数の68.9％）である。

○ 申告漏れ所得金額は45億7,200万円、そのうち不正所得金額は17億7,600万円（申告漏れ所得金額の38.9％）、追徴税額は10億4,600万円と、前年度に比べ、申告漏れ所得金額は27億3,700万円（37.4％減）、不正所得金額は1億1,000万円（5.8％減）、追徴税額は6億2,100万円（37.2％減）減少した。

法人消費税の追徴税額は3億4,700万円

○ 法人消費税については、法人税との同時調査等として929件の実地調査を実施した。

○ 追徴税額は3億4,700万円である。

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