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-納税者数は687万人-

　平成14年分の申告所得税の納税者数は687万人で、前年と比べると21万人（△2.9%）減少し、10年前の858万人と比べると約0.8倍となっている。
　所得者区分別に納税者数をみると、営業等所得者数は183万人、農業所得者数は13万人、その他所得者数は491万人となっている。これを前年と比べると、事業所得者数全体で12万人（△5.6%）の減少、その他所得者数は9万人（△1.9%）の減少となっている（第4表及び第5図参照）。
　納税者数の所得者区分別構成割合をみると、営業等所得者、農業所得者及びその他所得者の全体に占める割合は、それぞれ26.6%、1.9%、71.5%となっている（第6図参照）。

（第4表） 納税者数の累年比較

（第5図） 納税者数の推移

（第6図） 納税者数の所得者区分別構成割合

　納税者数687万人について、所得階級別にみると、所得金額200万円以下の者は180万人（前年181万人）で全体の26.3%となっており、所得金額500万円を超える者は209万人（前年218万人）で全体の30.4%となっている。
　構成割合の推移をみると、所得金額200万円以下の階級は平成4年の25.6%が9年は24.0%、14年は26.3%となっている。これに比べ、所得金額500万円を超える階級は平成4年の29.9%が9年は31.8%、14年は30.4%となっている（第7表参照）。
　納税者数の所得階級別分布を所得者区分別にみると、所得金額500万円を超える営業等所得者、農業所得者及びその他所得者の全体に占める割合は、それぞれ14.9%、21.2%、36.5%となっており、その他所得者においては、所得の高い階級の占める割合が高くなっている（第8表及び第9図参照）。

（第7表） 所得階級別納税者数の累年比較

（第8表） 所得階級別納税者数

（第9図） 所得階級別納税者数の構成割合