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-税額は4兆7,804億円-

　平成13年分の税額は4兆7,804億円で、前年と比べると1,336億円（△2.7%）減少し、10年前の9兆7,357億円と比べると約0.5倍となっている。
　税額の内訳をみると、源泉徴収税額は2兆2,107億円、申告納税額は2兆5,697億円で、それぞれ前年と比べると前者は280億円（△1.3%）の減少、後者は△1,056億円（△3.9%）の減少となっている（第16表参照）。

（第16表） 税額の累年比較

　所得者区分別に税額の内訳をみると、営業等所得者及びその他所得者は、納付する税額のうち源泉徴収で納付する割合が、それぞれ27.2%、50.1%となっている。
　一方、農業所得者は、源泉徴収で納付する割合が4.3%と低く、ほとんど申告により納付している（第17図参照）。

（第17図）　所得者区分別の税額の内訳

　税額4兆7,804億円について、所得階級別にみると、所得金額200万円以下の者は703億円（前年725億円）で全体の1.5%となっており、所得金額500万円を超える者の税額は、4兆3,305億円（前年4兆4,472億円）で全体の90.6%となっている。
　構成割合の推移をみると、所得金額200万円以下の階級は平成3年の1.1%が8年は1.3%、13年は1.5%となっている。これに比べ、所得金額500万円を超える階級は平成3年は92.2%が8年は90.1%、13年は90.6%となっている（第18表参照）。
　税額の所得階級別分布を所得者区分別にみると、所得金額500万円を超える営業等所得者、農業所得者及びその他所得者の全体に占める割合は、それぞれ82.6%、59.4%、92.3%となっており、営業等所得者及びその他所得者においては、所得の高い階級の占める割合が高くなっている（第19表及び第20図参照）。

（第18表）　所得階級別税額の累年比較

（第19表）　所得階級別税額

（第20図）　所得階級別の税額の構成割合