(1) 年末調整を行った者数及び扶養人員等

 1年を通じて勤務した給与所得者 4,472万人のうち、年末調整を行った者は4,171万人(93.3%)となっている。
 このうち、配偶者控除又は扶養控除の適用を受けた者は1,775万人(42.6%)で、扶養人員のある者1人当たりの平均扶養人員は2.17人となっている(第20表参照)。
 また、配偶者控除のある者についてみると、扶養人員3人(配偶者及び扶養親族2人)の者が384万人(30.5%)で最も多く、一方、配偶者控除のない者についてみると、扶養人員1人(扶養親族)の者が261万人(50.6%)で最も多くなっている(第21表参照)。

(第20表)扶養人員の推移

(注) 1年を通じて勤務した給与所得者のうち、年末調整を行った者。
(以下第21表、第22表、第23表も同じ)

(第21表)扶養人員別の給与所得者数

(2) 配偶者特別控除

 1年を通じて勤務した給与所得者で年末調整を行った者のうち、配偶者特別控除の適用を受けた者は1,165万人であり、配偶者控除と併せて受けている者は1,105万人(94.8%)で、配偶者特別控除のみを受けている者は60万人(5.2%)である(第22表参照)。

(3) 保険料控除

 同じく社会保険料控除、生命保険料控除及び損害保険料控除の適用を受けた者はそれぞれ3,717万人、3,247万人及び1,674万人で、1人当たりの平均控除額は、513千円、58千円及び6千円となっている(第23表参照)。

(第22表)配偶者特別控除


(第23表)保険料控除