(1)交際費

――― 交際費の支出額は3兆7,426億円 ―――

交際費の支出額は3兆7,426億円で、前年より1,709億円(マイナス4.4%)減少した。
 交際費のうち、税法上の限度額を超えたため損金算入されなかった金額は2兆1,730億円で、交際費支出額に占める割合(以下「損金不算入割合」という。)は58.1%となっている(第11表参照)。
 営業収入金額1,000円当たりの交際費は2円60銭(前年2円50銭)で、これを資本金階級別にみると、資本金1,000万円未満の階級では7円30銭となっているのに対し、資本金10億円以上の階級では1円40銭となっている(第12表参照)。

第11表  交際費支出額の累年比較

第11表 交際費支出額の累年比較の表

第12表  資本金階級別交際費支出額の状況

第12表 資本金階級別交際費支出額の状況の表

 また、これを業種別にみると、建設業が5円60銭、不動産業が4円52銭、出版印刷業が4円34銭と高く、一方、機械工業が1円56銭、卸売業が1円60銭、金融保険業が1円78銭と低い(第13表参照)。

第13表  業種別の交際費支出額

第13表 業種別の交際費支出額の表

(2)寄付金

――― 寄付金の支出額は5,092億円 ―――

 寄付金の支出額は5,092億円で、前年より306億円(6.4%)増加した(第14表参照)。
 これを業種別にみると、機械工業が900億円と最も多く、次いで、運輸通信公益事業744億円、化学工業611億円となっている(第15表参照)。

第14表  寄付金支出額の累年比較

第14表 寄付金支出額の累年比較の表

第15表  業種別の寄付金支出額

第15表 業種別の寄付金支出額の表